TUTAYAのデータベースの中で、中谷美紀フラグが立ったと思われる。
以前の隕石フラグや、ブルース・リーフラグはもう消えただろうか?
でも、実は私は同じ女優さんが出ているとは、把握せずに借りてた。
両方ともいずれは観たい映画だったし、丁度キャンペーン中だったので。
ずっと以前に「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」を観ても思ったけど、
不幸な境遇を描いた映画が最近多いように思う。
今回観た2本もともに、チンピラ的な人が出てきり、犯罪や売春的な表現があったりする。
一見普段縁が無い様に見えて、近くにあるっぽいものもたくさん出てた。
「嫌われ松子の一生」を観てて特に思ったのは、主人公松子の価値判断基準。
変顔のエピソードはその1つにあると思う。
「自虐の唄」では、その学校時代の友達関係のエピソード。
またイサオの性格、多分このキャラは自閉症なんだろうと思う。
なので、この映画を観たかったのもある。
観ている人が「これは無いわ」と思うか、「これはあるわ」と思うか。
「無いわ」と思った人にはただのエンターテイメント作品になるんだろ思う。
しかし「ある」と思った人には、「これを分かってくれている人がいる」と救いになるんだと思う。
「全然大丈夫」って映画でもそうだった。(これは中谷美紀出てなかった)
画一的な映画が大作として公開されているなか、
こういった表現に挑戦した作品もあるのは、とても救われる。