気配とか言うスピリチュアルな話

今日の昼、カレーを食べた。
コの字のテーブルの1辺目で食べてた。
お店には表と裏の出入り口があり、私の右手は裏。
裏の扉が開き、少し早めの足さばきで私の背後に普通じゃない気配の人が通りかかった。
ビックリした。
私の直感が叫んだ「この人は何かを企んでいる人だ!」。
足音や気配を消そうとしている。
それが逆に不自然で目立っている、少なくとも私には。
年配の男性を前にし、体の大きな男性がそれに続く。
私はセンサーを研ぎ澄まし、気配を感じ取り彼らを見た。
その時思ったのは「あの足音になるのは、いったいどういう職業の人だろうか?」だった。
彼らは素早く空いた席に座った。
そこはコの2辺目、窓際でTVの近く。
もし本当におかしな企てをしている人だったら座らなさそうな席だった。
何故ならそこはTVや外を背にしているので、他の人が目を向けても不自然で無い席だからだ。
そこで、なにかをやらかそうとしているんではないんだなと思った。

男(大)は男(年)に気を使っている様子があり、注文をしていた。
どこかで見覚えがある人物だった。
よくよく見る。
あ、映画やTVに出てる人だ!
Youtubeチャンネルもやってて、年配の人もそこで見覚えがある。
私「ファンです」。
言って言えない事は無いが、それはおかしい。
本当にファンだったら、食事を邪魔するだろうか。
TVを見るようなフリで彼らを少し観察した。
男は気配を消そうと頑張っているのか、むしろそれが不自然になってしまっていた。
年配の方はむしろ軽やかで楽し気な感じだ。
ただ、男の気まずさが店内に蔓延にしたためか、他の客は口を利かなくなり店員も一心不乱に調理をしていた。
持ち帰りの人の勘定をしている次に、私も勘定し彼らを残し店を出た。
彼の頼んだメニューがなんだったのか見てみたい気もしたが見る事は出来なかった。
出待ちするか?「ファンです」いや、警戒されるだろう。
やめて、去った。
彼の上手く行ってない気配は忘れがたいものだった。

「気配とか言うスピリチュアルな話」への1件のフィードバック

  1. 気配は人それぞれの状態によってさまざまあり、この人物のその時の気配が、私の過去の悪い思い出の気配と一致したのだと思う。
    でも、この時は本当にびっくりして、本当にヤバイと思い、どうしようかと考えた。
    私と同じ事を感じたのか分からないけど、私の他に6名ほどいたお客さんとコの字カウンターの中にはスタッフが2名はみんな無言になった。
    有名人がお忍びでよく来るお店でみんなそれを知っていた?いや、そんな感じでは無かったと思う。
    私自身の感覚、気配を消そうとして失敗している人が不快に感じるんかな。

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