『超巨大〈宇宙文明〉の真相 進化最高〈カテゴリー9〉の惑星から持ち帰ったかつてなき精緻な〈外宇宙情報〉』(ミシェル・デマルケ/著 ケイ・ミズモリ/訳)
あれ!?おかしいな!私は「この本は素晴らしい」って何度も何度も何度も言っていたつもりだったのだけど、このRoBlogでは初めてなようだ。
この本は、それまでの私なら絶対に手にしなかったタイプの本だ。
どういう事かと言えば、この本の著者が地球外知的生命体から伝えられた宇宙の真理について記した本だと言うのだ。
コレを聞いて「これはイッちゃった人が描いた本なのね」と思うのも自然だと思うが、私は「またか」と思う。
何故かと言えば、このような自称地球外知的生命体と連絡を取っちゃってる人は、UFOコンタクティまたは簡単にコンタクティと呼ばれ、多数存在するのだ。
しかも、コンタクティを教祖とするカルト教団の様相をなしている場合さえある。
しかし、そのコンタクティの体験が真実である証拠はめちゃめちゃ乏しく、言っている事もめちゃくちゃで「売名行為」以外には説明の付かない事が多い。
カルト教団を作り上げるための手法の一つに、
「私はコンタクティだ!宇宙の真実を告げられた!」
と言う方法があると言ったほうが分かりやすいだろうか?
そして、その手段のために発行された本を、
正常な人ならば決して手に取らないだろう。
私が今回、この本を勇気を持って手に取ったのは、、、
と言うかコンタクティ物だとは知らずに買ってしまったのだけど、
これに限っては素晴らしい内容の詰まった素晴らしい本だった。
また、著者も教え広める運動はこの本の出版以外には全くしていなく、後は読んだ人任せと言う姿勢だ。言いたい事ズレタ。
私が、この本を読もうと思ったのは、
以前に「竹内文書」に関するこの2冊の本を読んでいたからだ。
『〈超図解〉竹内文書 地球3000億年の記憶 宇宙超文明の果てしないはじまり』(高坂和導/編著)
『〈超図解〉竹内文書 2』(高坂和導/著)
これは、「竹内文書」と呼ばれる日本最古の歴史を記しているが偽書だとされている文書についての解説本なのだが、今回紹介している本の内容はこれに符合する箇所が多いとの事で読みたいと思ったのだ。
特にポイントになった点は、イエス・キリストについての記述が、竹内文書に出てくるのも驚きなのだが、この本にも出てきていてそれが共通点が非常に多いと言うのだ。これは読まねばなるまい!
他にもイエス・キリストについては、2004年10月号の『ムー』でその知られざる奇妙な足跡を読んでいたので関心が高まっていたからなおさらだ。
そして、この本を読むと、それは驚くほど明確な文章でその問いに答えてくれた。すごい、この点だけをとっても物凄い内容だった。
ただ、他の記録との整合性を言えば、つじつまの合わない箇所もあるのだけどこの本の記述は完全に多くの点を説明し尽くしていた。
あー、イエスってそうだったんだー。
と、私は完全にヤられてしまった。
とかなんとか、そんなところで、この記事はおしまい。
続きはまた、謎カテゴリに書くかも。