まいったの続き

いや実際はそんなに「まいってない」のだけど、前の記事を書いた時は、酔っ払った状態で自分の車の中で今から酔い覚ましの為に寝ようとしてたとこだったので、これが慣れない私は「まいった」と言ったワケで。
言い訳はともかく、この時に盛り上がった話題は、主に「教育論」だったんだな。親が子を思う気持ちをとうとうと語る中高年の人達がいて、その内容を隣で聞いていると余りにも面白かった。私は一時期、高校で数学を教える臨時の先生をやってた事があるので、通知簿の話で思わず口を挟んだ。彼ら彼女らの話していた内容は主に、こんな感じ。
・通知簿
・受験の本命と滑り止め
・進路
結局、最後でその集まりがどーいう集まりなのか分からなかったけれど、とても仲の良い4人だったので、同じ町内の仲良しグループなのかと思った。同じ仕事では無いらしいし、夫婦はいなかった。不思議な集まりだった。。。
詳細な話題としては、
・通知簿は昔より、今のゆとり教育のものの方が深刻に見える
・子供に勉強を教えていると、胃がキリキリしてきて、子供もイライラしてくる
・子供の受験のために新聞を地方紙から有名な全国紙に変えた
・子供の自由研究の内容が「小学校で英語を教えるべきでない」ってのだった
・子供の習い事に公文とピアノにやってて家計が超キツイ
・大学受験は嫌がらせみたいな問題を出してる
・うちの子は本命は受かったが滑り止めは落ちた
・高校の卒業式の時期に、まだ行き先が決まってない子達が結構いる
・子供が大学に行くと言うので、約束として~の免許を取るように言った
とかなんとか、そんな事ばっかり。もしかしてこの日は卒業式だったのかな?
どうしても笑いをこらえる事が出来なかったのは、ひとりの人が連発していた「パソコンの免許」って言葉。子供が大学に入ったから「あんた、これからはパソコンの時代だから、必ずパソコンの免許を取りなさい」と言ったそうな。私は「え?パソコンの免許ってナニ!?」って思ってこらえてたら、さらにその人が「パソコンの免許、パソコンの免許」と連発するのでこの場面でこそ、まいってしまった。
資格と免許は、決定的に違いがあって、資格は能力の証明であって、免許は許可の証明なんだな。例えば、フグを料理する能力があっても、免許が無いとお店を出せないみたいに。で、パソコンに関する免許ってまだこの世に無いんだよね、、、。教員免許に「情報」ってのがあるから、それの事だったのかな?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です