今日は映画の日なので、先日観た映画のレビューをひとつ。
先ずは、Yahoo!ムービーでのページはここ。
いつだったかに「泣けた映画」と言うアンケートを見た時、これが3位に入ってた。
以前に人からもこれを薦められていたし、気になったので、今回DVDで借りてきて観た。
この映画の予告編は何度も何度も観たことがあったが、本編は今回が初めてだった。
内容は、前半を見ていると
「噂と違う。私は間違った映画を借りてきたか?」
と思うぐらいに、愉快で気の利いた恋愛映画なのだけど、
後半は急にそれとは対照的に重苦しい戦争の時代に。
ユダヤ人だった主人公家族はナチスによって収容所に囚われる事に、、。
この前半と後半の対比は物凄く、
前半は自然と顔が緩み、心が弾んでくるが、
後半は観ていて呼吸が苦しく、涙を流す事も出来ないほどの精神的ダメージを感じる。
主人公は物語の中を通して常に明るく楽しく振舞う。
人生を楽しむ事の価値を強く主張する映画だった。
私は泣く余裕も無く見入った。
そう言えば、冒頭では主人公の運転する車のブレーキが壊れるが、
どこか楽しそうだった。