ルービックキューブ熱、再燃

私はこれを猛スピードではないが自分のパターンで、6面揃える事が出来る。
3×3×3はもちろん、2×2×2、4×4×4や5×5×5も出来る。
時間にすると、
2×2×2 30秒
3×3×3 1分
4×4×4 17分
5×5×5 40分
ぐらいで出来る。いかに早く6面を揃えられるかは、スピードキューブと言い、オリンピックでも競技として採用されているけれど、私はそれは苦手で、じっくり考えながらでないと出来無い。あっ、オリンピックの部分は嘘。妄想。


キューブについての思い入れを書くと、
過去に
2×2×2 1個
3×3×3 7個(多分)
4×4×4 4個
5×5×5 0個
その他のアレンジ物 2個
を購入した事がある。
「えぇえ、3×3×3を7個もどーするの?」と言われそうだけど、どうするのかと言えば2個並べて研究して、飽きたら人にあげたのだ。だから、手元には全然残ってない。今あるのは3×3×3のドラえもん模様のミニキューブが1つだけだ。ちなみに、2×2×2甥っ子のオモチャ用に買ってきたが、甥っ子の手にはまだ大きくて回しにくいらしく、甥っ子は結局一辺3cm弱のドラえもんのキューブをいじっている。ちぇっ、いいのだけど。で、4×4×4は実は私のメインキューブ(?)で、キューブを触ろうと思えばこれを触る。3×3×3が必要な場面でも、4×4×4は実は、
■□□■
□○○□
□○○□
■□□■
この図の□と○の部分を動かさないように回せば3×3×3になるからだ。そして、私はこの4×4×4のキューブがルービックキューブのヴァリエーションの中では一番、パズルとしての完成度が高いと思っている。それが何故かは、また後で説明する事にして、5×5×5は私は持っていないが、知り合いが持っていた。その頃、私はもうすでに十分に3と4のキューブもこなしたので、5×5×5は問題無く出来た。しかも、感想としては4よりも楽だと思った。これを「何故か」と言うのが、書きたくて今回のこの記事を書いている。実は5×5×5のキューブは4×4×4が解ける人には、4のより簡単に解く事が出来るのだ。
先ず、5×5×5は、面の片は25個と大変多いが、その性質で分けて書くと実は以下のようだ。
24342
44544
35353
44544
24342
この数字は何かと言うと、例えば「2」は2×2×2のキューブで初めて出てきた性質の片で、「3」は3×3×3のキューブで初めて出てきた性質の片と言う意味だ。そうすると、実は5×5×5特有の片は25個の片のうち、4つしかない事になる。しかも、この片を合わせる作業は、あまり他の片に影響を及ぼさないので、大変簡単だ。しかし、この4つは、外見的には全く区別が付かないので、例えば本来、以下のABCDように並べなくてはいけないとしても、
■□◇□■→■□◇□■
□○A○□→□○B○□
◇B◆C◇→◇A◆C◇
□○D○□→□○D○□
■□◇□■→■□◇□■
もしAとBが入れ替わっていても、分からない。しかし、こうなっていたところで、この辺は実は他の辺には全く影響も及ぼさないので、この片を揃える上で、注意しなくてはならない事が無い。そして、この図の○の部分も、実は外見的に区別が無く、入れ替わっていても分からない。ところがこの片に関しては、入れ違えていると、□の片に影響が出る。で、□に出た影響は5×5×5のキューブの場合は、□を◇の片の向きと照らし合わせる事により、早くに修正させる事が出来る。実は!これが重要なポイントで4×4×4ではこれが出来無い。そこさえ分かってしまえば後は5×5×5であっても、4でも3でも同じで、問題無く6面が揃えられる。と言うワケで、5×5×5は4×4×4より簡単なのだ。
と言う事もあって、今だに自分では持ってない。コレクションとしては欲しいけど。ちなみに、パターンを作るのは5×5×5は片の数が多い分いろんなパターンが出来て楽しいので、そう言う用途を考えると楽しそうでやっぱり欲しくなる。どっちだ。>私
で、私が高く高く評価する4×4×4だが、上に習ってその片の性質を書くと、こうだ。
2442
4444
4444
2442
参考に3を書くとこうだ。
232
333
232
4の片の分類を表すとこうで、
■□□■
□○○□
□○○□
■□□■
3はこうだ。
■◇■
◇◆◇
■◇■
上でも書いたが、4×4×4の場合、○の片はその並びが正しく無いと、□の向きに影響を及ぼす。そして、それを修正するには、参照出来る物が無く、ほとんどの箇所が揃ってきた状態で、最後の最後のに「うわぁー、ここだけ合わねー!」と気が付く事になる。そこで、その場合の対処法を開発する必要が出てくるのだが、これが全く簡単ではない。私はすでに、自分で見付けた方法を持っているが、これを見付けるまでにはだいぶ苦労した。そんな事もあって、4×4×4は思い入れが深く、今でもこれでパターンを作るなどして楽しんでいる。
以前、「ルービックキューブリベンジ」と言う名前で売られていた4×4×4は内部の構造や材質が良くなかったようで、物凄く壊れやすかった。そのため私は、熱くなって力が入ってくるとキューブの○の片を壊した。3度も壊した。人のまで壊した。しかし、今、普通に雑貨屋さんで売られている正規版の「ルービックキューブリベンジ」は内部の構造も材質も改良されていて、簡単に分解出来無くて困るのはともかく、、、回転も適度に手応えがあり大きさも大人の手に丁度良く、パズルとしての完成度が高く、多少手荒に扱っても簡単には壊れないので最高のアイテムだ。昔、キューブが好きだった人にも、初めての人にも、パズル好きの人にも、それら以外の人にもお薦めの逸品だ。

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