ホットクックで甘酒を作ったら祝福された

Twitterではたまに書いていたりもしたが今回ホットクックについて久々に書こうと思う。
その前に先ずホットクックとはSHARP製の自動調理家電で、我が家にはこれの1.0Lタイプがある。
2年以上前に買って以来、気に入ってコンスタントに便利に利用して来ている。
使えば使うほど色々分かってきて、マニュアルに無い使い方を編み出したりしている。

今日はそんなホットクックを使って久々に甘酒を作った。
材料をセットし、発酵調理メニューから「甘酒」を選び、スタートさせるとファンファーレが鳴った。
「自動メニュー100回目です」そんな祝福のアナウンスが流れた。
しかし「まさか!?」妻と顔を見合わせた。
日々ホットクックを使い、1つの料理に2~3回と調理する事もある。
なのに、2年過ぎてようやく100回目と言う事があるだろうか?
しかし待てよ「自動メニューとはなんだ?」と見てみると、それは調理名を選ぶメニューの事だった。
実は我が家では調理方法を選ぶ手動メニューが主だったのだ。
煮物で何分で混ぜる混ぜない、スープを作る、炒める、煮詰める、などなど。
これはカウントされていないのか?手動メニューでファンファーレを聞いた事はあったろうか??
でも、何故わざわざ自動メニューを推奨するのだろう?
工夫して使って欲しくない感を感じる。
メーカー側のスタンスとしてそんなのがあるんだろうか?分からんでも無いけど。
それはともかく、今から書かんとする事はホットクックを工夫して使った話だ。

甘酒は冷凍庫に余らせていてた米麹と炊き立ての雑穀入り5分搗き米を使って作った。
実は以前にホットクックに付属のマニュアルに従い甘酒を作った時、我が家的には物足りなく感じていた。
いつもつぶつぶのレシピで甘酒を作っていた我が家にとって、ホットクックのレシピではシャバシャバでほんのり甘い程度の甘酒だったからだ。
「このレシピを書いた人は本当に美味しい甘酒を飲んだ事ないのかな?」そんな事を思ったりもしたが、おそらくそれが一般的な甘酒なんだろうと思う。
つぶつぶレシピではねっとりの極甘だ。
「ホットクックではそうはならないんだ。チェッ」と言った感じだった。

しかし、今回はつぶつぶレシピに甘酒を使いたい事もあって、つぶつぶの甘酒に近付けたい思いがあった。
レシピを見比べ工夫出来る部分を探した。
決定的な違いと言える部分は2つ、ホットクックは調理中に混ぜる事、そして調理時間はつぶつぶの方が圧倒的に長い。
つぶつぶのレシピは日々変化するのだけど、参考にしたつぶつぶ書籍のレシピで見て2.5倍長かった。
意外に材料の分量は2つのレシピに差は少なく、つぶつぶの方が米麹の割合は少なかった。
両方のレシピからいいとこどりをしたいと考え、混ぜる&長時間にする事にした。
混ぜる作り方は甘酒の”はや作り”のレシピがそうだ。
ただ、その場合は本来は米麹のみを用いるので、私の試した方法はごちゃ混ぜだ。

ホットクックの甘酒メニューを用い、60度の温度で混ぜながら6時間をまるごと2度行った。
そしてさらにそれ以上発酵が進まないように火入れをするのだけど、ホットクックなのでそのままそれが出来た。
これは物凄く便利だった。
ホットクックのメニューでスープを作るを混ぜるで5分行っただけだからだ。
もしそうでなければ、別の鍋に移してコンロで自分で混ぜながら沸騰させなくてはいけない。
ホットクックではこの手間がゼロになった。
ホットクックは甘酒を作るために作られたマシーンなんじゃないか?と思うほどこれは画期的だった。
そうして出来た甘酒はねっとりで目が回るほど甘かった。
私も妻も納得の出来栄えだ。
本当にホットクックは素晴らしい。
願わくば甘酒メニューで12時間調理を入れて貰えたらさらに助かるのだけど、贅沢は言うまい。
今度はまたこの甘酒を使ってスイーツを作りたい。
ホットクックでパンケーキも焼けると聞くので甘酒パンケーキを試してみようかな。

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