顧客満足とはなんぞや→数字はおそろしい

2ch系コピペブログで見たのだけど、まさにこれだと思った。
> 429 名前:水先案名無い人[sage] 投稿日:2005/11/20(日) 19:24:37 ID:fubSxZWr0
> 100均(ダ○ソー)と食品売り場(ローカルチェーンのスーパー)が、
> 壁一枚隔てて隣接する店舗で見た投書。
>
> 客の声 「100均で食品のレジが出来ないのは何故ですか?
>      その方が便利だと思います。出来ないなら、100均で
>      食品を売ってください」
> スーパー「食品部門と、100均は経営者が別ですので、会計を同じく
>      するわけにはいきません。100均での食品お取り扱いは
>      100均にお願いしてください」
> 客の声 「いや、○○(スーパーの名前)の食品が100円で欲しい
>      ダ○ソーの食品は要らない」
> スーパー「当店では、そのような計画はありません」
> 客の声 「経営努力が足りないんじゃないでしょうか。客の意見に
>      耳を貸した方が、店のためになると思う」
>
> スーパー「当店でも100均コーナーを作りました。期間限定ですが、
>      そちらをご利用下さい」
>
> 見に行ったら、先日92円で買えたコットン綿が100円になってた。
> ほかにも多分100円以下だった物が数点あった。
> 3日くらい特別100均一コーナーやってて、かなり売れたみたい。

>
> 客の声 「また100均一コーナーやってください」
> スーパー「お客様の声が多ければ考えます」
>
> 結局、客が最初に要望の食品は100円販売せず、誤魔化してしまった。
> かなりいい根性してる店長だと思った。
別に何も安いばかりが顧客満足を生み出すとは限らないし、
企業努力ってそういう事でないと思う。
なんの変哲も無い手作りパンを普通に売ったら売れなくて、
値段を1.5倍ぐらいにして、原材料表示のポップを付けたら飛ぶように売れたとか、
よくある話。
日々の暮らしにアクセクしてて、
数字の大小は分からないぐらいになっても、
数字が同じかどうかは分かるらしい。


数字の大小について最近思う事がもうひとつ。
私の行っているジムは基本的に表向きはシェイプアップ目的のフィットネス。
私も、その独自のエクササイズでとんでもないぐらいにシェイプアップされた。
「体重が~、体脂肪率が~」その変化に驚いていた時期は、
いつもそればかり口にしてた。
ところが、ある時インストラクタから指摘された。
「もう体重とか気にするレベルではなくなってるでしょう?」
はっ!とした。
その頃、BMIで言えば私は21ぐらいになっていた。
その段階で体脂肪の増減は誤差程度でしかないし、
体重が減ったからと言って良い変化では無いと。
なのでそれを気にするのはヤメにしようと思った。
ところが、そういった数字は人によく聞かれた。
「細いですねー、体脂肪はどのぐらいですか?」「体重は?」「ウエストは?」
私は「最近計ってないです」と答えたりもしたけど、
相手に具体的に数字を教えてあげたいなと思ってやっぱり計った。
ウエストなんて計ってなかったので、計った時はあまりに細くて自分でも驚いた。
明確な目標を与えるために、これを計って人に教えようと思ったのはいいけど、
私はつい回りこんで
「こんな数値になってもいいことないよ」
とか口走ってしまう。
「自分に自信が付いて、めちゃモテルようになったよ!」
「好きなだけ食べても太らなくなったよ」
「何も言ってないのにお店の人がボクのためにバナナを取り置きしてくれてるよ」←ブラック過ぎる
どれも実績が無いので言えない。
でも、数字は本当なので言える、、、。
「キン肉マン」と言うマンガがある。
そのマンガは人気が伸び悩んだ時、登場キャラの強さを明確に表すために、
「超人パワー」だったか言う数字を導入して、
「なになにマンは、100万パワー」のように表すと、
また人気が復活したと聞く。
キャラ同士の強弱がハッキリしたかららしい。
弱いキャラがより頑張ると、感動を与えたりもしたようだ。
作者のゆでたまご氏がハッキリ、インタビューでそう答えていた。
(なんのインタビューに目を通しているのか?どういう趣味だ?>私)
あなおそるべし数字や。
年収や年齢も同じか?

「顧客満足とはなんぞや→数字はおそろしい」への4件のフィードバック

  1. 読んでて「朝三暮四」という言葉を思い出しました。
    個人的な話。
    ミスドで好きだったシナモンが90円なのに全品100円セールとかやってて買えない時は悶絶した。(そんなこんなで十数年、ミスドを利用していないっぽい)

  2. >くじら
    喜んでるから仕方ないよね。
    ミスドもそんなことやってたのかー。
    私は学生の時に「統計で人をだます」テクニックを書いた本を読んだけど、統計を取るまでもなく数字を使うと単純評価が出来る目安を与えてしまうよね。
    違いの分からない人にも、分かる錯覚を与えれると言えばいいのかなぁ。
    なんかそんな感じ。

  3. 英語も同じです。
    いくら自信を持てと言われても、レベルが上がらなければ実感できません。
    結局数字っていうのが一番わかりやすいんだろうな。

  4. >ゆみ
    英語のランク付けなんだか無情ですねー。
    本人の目的に合ってたらそれでいいような、、、。
    1~7でしたっけ?システム的には上手く機能してるっぽいように聞こえます。

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