我が家の七号食レポート


画像は、七号食をしていた時に圧力鍋で炊き、炊飯ジャーに移した玄米です。
3月に夫婦で行った七号食ですが、私たちの場合は非常に厳密に行いました。
玄米は親戚のおじさんから貰った無農薬玄米(古米)が大量にありました。
飲み物には普段から飲んでいるふた夏熟成された三年番茶がありました。
ごま塩は最初は買ってきましたが、使い切った後は自作をしてみました。
小豆はせっかくなので最高品質の250gで800円超のものを買いました。
玄米は圧力鍋で高圧でいっきに4合炊き、炊飯ジャーに移して保温し食べていました。
4日間ジャーで寝かせると食べ頃の発酵玄米になるそうでしたが、だいたいそれ以前に食べ切っていました。
塩は奥能登の天然塩、世界3大ソルトのひとつと言われた銘柄です。
夫婦2人で少食なのでこのぐらいのコストかけても決して”お高く”ならないんですよ^^
ちなみにうちでは水には近所の有名な湧き水の名水を使っています。


本には七号食がシンドクなった場合の非常食として、
玄米甘酒や梅干しや海苔が載ってましたが結果的に最後までこれらに頼りませんでした。
炒り玄米をボリボリ食べる事も考えましたが、これもしませんでした。
お茶漬けも、玄米餅もしませんでした。
本当に玄米ご飯とごま塩とお茶だけで10日間過ごしました。
その後の4日間の回復食も出来る限り正確に行いました。
回復食1日目は味噌を溶いただけの味噌汁。
回復食2日目は野菜の具入り味噌汁、漬物あり。
回復食3日目はさらに野菜のおかず、豆腐までオッケー。
回復食4日目は魚もオッケー。
先ず私は七号食以前には触れた事も無かった圧力鍋を使って玄米を炊く練習から始めました。
玄米ご飯が美味しく炊けないと七号食は非常に辛いものになるからです。
本に書いてある通りに炊いたつもりが最初の1回は、焦げ付かせ最悪の炊き上がりでした。
原因は本には特定の圧力鍋で玄米を炊く方法が書かれていて、我が家の圧力鍋と別物だったからでした。
何故そのレシピでうちでもやってみようと思ったのか今でも謎です^^
2回目以降はうちの圧力鍋の説明書を見て炊くようにしたら、炊くたびに美味しく炊けるようになりました。
火加減も難しかったですが、玄米が古米だったため水加減の調整をいつも考えていました。
後半で1度ジャーにご飯を移したあと、保温のスイッチを入れ忘れるミスがありました。
ご飯がびちゃびちゃになり美味しくなくなってしまって、非常食に手が伸びそうになりましたが、ごま塩を山ほどかけて食べ切りました。
七号食中はやはり体調不良が怖く、玄米おむすびを持ち歩きました。
日中一切食べない私も七号食前半では昼過ぎの休憩におむすびを食べてましたが、後半には食べるのを忘れてました。
お茶も飲んでましたが、その量も知らず知らずに減りました。
しかし、最初の頃は不安にかられ体調に変化があると怖くなり、玄米ご飯をかき込むように食べていたように思います。
七号食中はそれしか選択肢が無いからです。
何日か経つと「食べなくても大丈夫だなぁ、むしろ玄米食べすぎてキツかったなぁ」と量が減り、快調になりました。
不安感とその対策で食べ過ぎてしまう心境は、七号食でなくても当てはまる気がしました。
体調の変化もありました。
最初は日中だるくてたまらない、眠くてたまらない症状があったのですが、その後は毎朝4~5時に必ず1度目が覚めて困りました。
それも、パカッと完璧な目覚めで二度寝が出来ず布団の中で困っていました。
10日間が終わった後には、緑色の便が2度出て驚く事もありました。
適量の玄米が食べれている時は、寝て起きても目やにも口の中の汚れも無く、歯を磨く必要があるのか?と思うほどでした。
そして七号食後には非常に長い風邪をひいて困りました。
痰や鼻水が大量に出るデトックスが起き過ぎている気がして、楽しかったです。
もともと自然食、無添加、無化学調味料を心掛けた食生活なので、
超能力に目覚める事(?)は無かったですが、視力は良くなったと感じました。
体重もほとんど変わらなかったですが、1kgぐらいは減ってました。
最近、風邪をひいて熱が出てからは何やら平熱が上がっている気がしています。
平熱が上がると病気にならなくなると聞くので喜んでいます。
回復食に食べた具だくさん味噌汁は本当に格別の味でした。
そして逆にいつも食べている無化調ポテチを食べた時、「なにこれ?」と美味しく無く感じました。
その後、私はなんだか体調が優れない事があり、よくよく考えてみると油分不足でオリーブ油をスプーンに一杯飲んだりして補うと、大量の緑の便が出て驚く事がありました。
緑色なのはオリーブ油の可能性もあるんですが。
私はもともと食べる量が少ないので出る量も少ないんですが、この時はふいに大量に出たので本当に驚きました。
七号食はそれ自体、試行錯誤で楽しかったです。
七号食は意図的に栄養失調状態を作り出し、本来の身体能力引き出す方法のようです。
しかし健康法やデトックス、リセット法と言うよりそのルールに従って生活する事自体が私達にとっては面白かったです。
そして、妻と2人だったので「あーでもない、こーでもない」と言い合えてこれもとても良かったです。
後半になるまで上手く七号食生活が出来なかったので、また必ず七号食をやろうと考えています。
次は秋の時期を狙っています。
七号食を私は楽しいのでオススメしますが、危険もありますのでよくよく内容を確認して行って下さいね!

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