イジメっ子な私

これは、エクササイズの号外に当たるかな。
実は、先々々週かに、フィットネスクラブの英会話にに行ったのだけど、その時に話題として「正月休みは何をする予定?」ってのがあって私は適当に「特になにも」みたいに答えたのだけど、クラスの中に1人現役の”大学院生”がいて「んー、忙しい」とか言うので、ズバリ
「論文書いているの?」
と聞くと
「そうだ」
と言うので、その場の全員で質問しまくった。もちろん、英語で。
「ずっと論文書いているの?」
「地元に帰らないの?」
「間に合うの?」
から始まって、この辺から雲行きが怪しくなり、
「研究内容は何?」
「研究や実験は終わっているのか?」
「情報ソースをInternet上から引用する箇所はあるか?」
「それを学会で発表するのか?」
どうやら、大学や研究機関に思い入れのある人が多かったようで、どんどん質問はエスカレートしていった。
「あなたは何語で論文を書くの?」
「雑誌には投稿するの?」
「レビューは誰がするの?」
「レビューは通るの?」←スゴイ質問だ
ついには先生が、
「英語で書いた部分は私に見せろ」
と来たもんで、私も
”数学を使ったところを私に見せろ”
と言いたかったが、上手く言えなかった。ちっ
ちなみに、先生が一番気にしていた事は
「情報ソースをInternet上から引用する箇所はあるか?」
で、これが一部で問題になっているらしい。
確かに、私も大学院時代にこれをやった後輩を叱り付けた事がある。
引用するだけして、再検証が行われていなかったからだ。
そうすると、論文のその部分が断層になって大穴の空いた論文になるのに、時々それをやった本人がその問題性に気が付いてない事がある。だから、先生もこれを注意するように言っていたが、逆に現代では研究を進める上でInternetを用いる事はとても効率的で有意義なのだ。
結局、要点は「ロジックが破綻している論文を書くな」と言う事なのだけど、論文を書く上で今”Internet上から検証無しで引用する”って落とし穴にハマル学生が多いらしい。そんな穴にハマル人は、学者としては認めれて貰えなくなるだろうな。是非、注意して欲しいところだ。

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