今、観てる。
後で、ここに思った事を書こうと思う。
記憶力には私は多大な興味がある。
あー、この番組、最初から見たかったな。。
記憶力に訴えかける物は身の回りにいっぱいある。
TVのCMなんかが一番いい例に思う。
それ以外にも、昔から記憶力に訴えようと研究されている物があって、それは実は「神話」なんだな。
「神話」の中にはその当時の人が、後世に伝えたかった内容が、
人の記憶に残るために施された装飾部分がある。
て、ワケで神話は「嘘も方便」で、出来てる。
そーいう事を書いた本を、買って読んで、人に貸したら、まだ戻ってきてない、、、ううう。
TV番組を観てると時々思う事があるのだけど、
TV番組は時々
「”視聴者に記憶力がある事を想定していない”作りになってるなぁ」と思う。
TVCMは数10秒で記憶力に訴えかけていると言うのに、
TV番組は「番組はまだまだ続くよ!」とか言ったら、次のCM明けでエンディングだとか。
今回のこの番組も、次のエピソード、次のエピソードと展開しているけど、前のエピソードの導入部分で語られた問題提起の結論が出てないうちに次に行ってるよね。で、その次のエピソードが前との関係が薄かったりしてるよね。
こーいうのは、ビデオに撮ってもう一回観るとハッキリ分かるけど、すごく萎える作りなんだよね。
「あるある」とかの、説明系の番組は本当にこの傾向が強い。
視聴者に記憶力が無い前提と言うのは、本当に萎えるなぁ。
うわっ、記憶力がいい少年をラストに出して、
「記憶は力」とか言って、この番組終わったよ。
なにこれ!?なんなのこの番組!?
もっと記憶に関するトリビアを出せぇ~!
途中で「ゲーム脳」がどーとかの学者が出たときも、萎えたなぁ。その人、エライ学者さんでないよ、って。番組的には、この人より、その後ろの装置の方が、必要っぽかったので、良かったですけど。PIを暗記するナムコ社員の脳の働きを調べるシーンで。
グチになりつつあったので、
記憶力についてまた少し。
円周率は、私が大学の数学科卒な事もあって、
時々「何桁覚えてる?」って聞かれる事がある。
でも、私は3.14の3桁しか覚えてなくて、
実際、日常生活でも仕事でもこれで困った事が無い。
建設設計の友人は、小数点以下8桁ぐらい覚えてて、
仕事でいつも使うから覚えてると言ってた。
三角関数の逆関数も覚えているようで、ビビッタ。
それはともかく、円周率はもしかしたらいつか、
とっさの場面で必要になる事もあるかも知れないので、
近似値になる有理数を私は記憶している。それは、
355/113 = 3.14159292035…
で、実際の円周率は
PI = 3.14159265359…
なので、これは小数点以下6桁まで正しくなっている。
覚える数字は、1と3と5が2つづつで、分母から分子に向かって、113分の355と書けば良いので、覚えやすい。
そして、数字が6個の数字である事と、小数点以下6桁の精度である事を結びつけて覚えておけばバッチリだ。
しかし!とか、言う話を
「円周率、何桁覚えてる?」って質問の回答としてしても、
納得してもらえないので注意!
「結局、3.14までしか覚えてないんじゃん。
私は10桁言えるよー。」
とか言われます。
つまり、何桁かちょっと長めに円周率を覚えてる人が、そう言う質問をしてるって事だよね、、、。
もひとつ記憶の話。
大卒の就職の面接で、こんな質問がされると聞いた事がある。
「小学校時代の1年から6年までの先生の名前を言って下さい。」
私は全員覚えていて、自分のクラスの番号や、親しかった友達、校舎の中での教室の場所、隣のクラスの先生等も覚えている。
小学校の同級生は、20年弱経った今でも全員覚えていると自負している。多分。
何年か前だと小中高と、どの学年で何を習ったか等も比較的覚えていた。
でも、それが普通だと思って人に言うと、覚えてないと言われて驚く事もある。驚くと同時にすごく寂しい思いをする。
高校の時の後輩にもっとすごいやつがいた。
中学校の時に習った英語の教科書を丸暗記してて、「LESSEN 7は?」とか聞くと、その内容を完璧に暗唱していた。
本人に聞くと、「授業で覚えさせられたから、覚えている。」と言っていた。
私なんかは反骨精神豊かなので、暗記を強いるタイプの学習方法には全く対応できなかった。
小学校2年に、九九すら覚えられなかったほどだ。
九九は私にしてみれば、考えたら分かるものなので、覚える気が無かった。
言われて「はい」と言って、覚える、そんな性格でも無かったので、その点では時々苦労する事があった。
学校の勉強はともかく、思い出に関しては、
自分が覚えている事で人が覚えていないと分かると、
物凄く寂しく感じる事がある。
大学に入り、ゼミに入り、大学の先生から、
「記憶力よりも、記録力を高めろ」
と言われた事があった。
確かに、過去の自分の記録が確かな物として見られる物であれば、
過去への参照が確かに行われて、しかも方法として自己完結する形になる。
時間がアレなので、ではまた。
と言うことで、実は今、私は、
記憶力よりも記録力を大事にしていたりする。
記憶はどうしても、思い出そのものになってしまうので。
と、ここまで書くと、まるで私が物凄く記憶力がいいみたいだけど、
実は脳に障害があるんでないかと思うぐらいに記憶力が悪い。
日常生活では最悪の状態になる。
予定とか、過去とか、まるでそれらとは隔絶されているかのように、私は暮らしている。
とにかくヒドイ。
例え話とか出来ないぐらいヒドイ。覚えてないし。
で、こりゃいかんからと言って、手帳を持つと、
私の場合もっと悪化する。
手帳に書いた事は頭に入れる必要無いなと判断されて、
手帳見ないクセに予定は忘れると言うスゴイ事になる。
やる気がないのか、痴呆なのか、宇宙人にさらわれたのか、
別人なのかってなぐらい、人に迷惑をかける。
ええ!?この人、約束もなにもあったものでないよ!?と。
で、手帳は持ってない方がマシとなって、
今は記録用にはノートは持っていない。
ノートは記録ではなくて、思考用に用いる。
高校時代からそうで、私のノートは、
落書き帳みたいになってしまう。
高校時代は授業のノート取らないと怒られるのもあるし、
試験のために有効なんでノートを取っていたけど、
大学になると授業のノートはよっぽど分からない事か、
面白い事でないと取らない事にして、
思考用に用いていた。
で、謎の図形等を書き込んでいたので、
もしかしたら周りからは変な人に思われたかも知れない。
それはともかく、ノートや手帳を記録用には私は使わない。
では、どうやって自分用の記録を取るのかと言えば、メール。
私はしょっちゅう自分から自分へメールをしている。
携帯から自分のPCへ、
出先からhotmailで自分へ、
PCから携帯へ、
忘れるとマズイ事など、とにかく自分へメールする。
あと、場合によっては掲示板にも書いておく。
例えばここ。
http://www.caitsith.ne.jp/robohei/cgi-bin/secret/secret.cgi
そして、メールサーバは基本的にログを1ヶ月残すようにしていて、何度でも受信出来るようにしておく。
で、出先からでもメールチェック出来るように、
hotmailのサービスでなんとかする。
などしている。
過去の自分の行動を知ろうと思うと、
メールのログを見るとすごいほど分かる。
あと、ここを見るとか、Roblogを見るとか。
あ、でもRoblogは一番、よくわからんなぁ。
なんか、そんな感じ。