先に紹介した本はプリンスに興味のある人にはいいけど、そうでない人には難しいと思う。
ところがこの本はその「黒人音楽文化」についての猛烈な量の記述から、万人向けと言って過言でないほどオススメ。
だと私は思っている!
人種差別のなんたるか、そしていかにして状況が変化したか。
P-FUNKを切り口にビックリするほどそれらの事を分かりやすく読む事が出来る。
知らなかった気が付けていなかった表現の解説はとてもありがたい。
「Chocolateって、そう言う意味だったのか!」
読んだらこんな叫びを上げて、目からウロコを出す、賭けてもいい。
この本は素晴らしくオススメ。
随所にちりばめられたユーモアもすごくいいし、著者のおかあさんとのエピソードも好きだ。
金沢市民であれば、金沢市立図書館には蔵書があるので、借りて読めるよ!
さらにもう一冊、オススメ本。
「ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録」ジョージ・クリントン著
なんと!我らが御大の自伝。
紹介文に「抱腹絶倒」とか書かれてるけど、真剣な内容で全然そんな事ないよ。
それと、この本にもプリンスの性悪エピソードが書かれてるよ^^