百万石ワールドカフェに夫婦で参加してきました。
妻に教えて貰ったワールドカフェに、今や私の方がはまっている感じで、最近は「いけるなら行くぞ!」と私が主導する感じ。今回もそうでした。
ところがワールドカフェの週になって、私の仕事が連休前と言う事で仕事量が爆発し疲労困憊。
水曜日にはいつもの金曜日の疲労度を突破。
「なのに今週まだ2日も仕事があるのか!?しかも、木曜夜にはワールドカフェが!?」
ワールドカフェに行ったものの椅子に座ったまま寝るんじゃないかと心配しながら会場にかけつけたら、そこは仕事とは違う場なのですぐに元気になりました。
そして飲まず食わずで駆けつけたので、テーブルのお菓子をいきなりバクバク食べました。
今回用意されていたお菓子は対話中に食べやすい物が選ばれていたようで、ありがたかったです。
前回参加した時、テーマは「未来の日本」だったかな?私達は他の人には「ちょっと悪いな」と思いながら、常に夫婦で同じテーブルを回る作戦を実行していました。
なのでテーブルホストにはなれず、毎度テーブルでご一緒した方達にはご了承願っていました。
今回は逆にバラバラ作戦で回りました。さらに「ホストになれたら積極的になる」と決めてました。
「結婚」と言うテーマは、去年の今頃結婚した私達にとって身近で具体的なテーマでした。
自分達が具体例を持っているので、他の人の意見も聴きたいテーマです。
さらに最近友達から「結婚する事にしたよ」と連絡を貰っていたので、私達の中でちょうど結婚について意識が高まっていたところでした。
第1テーマ「結婚ってイミあんの?」
第2テーマ「理想の結婚相手とは?」
第3テーマ「そんな相手に好かれる自分って?」
結婚がテーマなので、私は既婚者と未婚者の対立が起こらないかと不安があったのですが、そこらへんは伏せたままで対話は快適に進みました。「はて、この人はどっちの立場で言ってるの?」と思った時は、補う質問を出せばいいので結局何も困る事はありませんでした。「で、あなたは既婚なの?未婚なの?」みたいな無粋な質問をするワケでなくて、「つまり自分の本当にしたい事が家族に理解されないって不安があるんですね?」みたいな感じで上手くいきました。
テーマに合わせてスライドでデータのインプットがありましたが、今回はそれが素晴らしく思いました。
データソースがしっかりしていて、話題に沿っているようななそうでないような、ある意味無難な投げかけで邪魔にならず、むしろ最適に感じました。
実際、TVやメディアで語られるような用語はスライドには出てきましたが、対話の中で使用される事は全くありませんでした。少なくとも私の回ったテーブルでは、「草食系」「肉食系」「婚期」「婚活」「恋愛」「専業主婦」「お見合い」「景気・不景気」「容姿・外見・その他スペック」ウンヌンと言った言葉は聴かなかったですし、別のテーブルにいた妻も「同じく」と言っていました。
なので、私は今回のスライドは非常によく計算されて出来ていたものだったんだと思いました。
後で、そのスライドが公開されたのをもう一回じっくり食い入って観てみたらちょっと印象違いましたが、あの場所ではなんだかすごく上手くいっていたように思いました。
いや、実は【結婚】と言うグランドテーマが強過ぎて、他に何も必要無かったのかも知れません。
今のご時世、人はひとりでは生きていけない事はそもそもの大前提となり、結婚ないしは共同生活は誰にとっても大きなテーマとして投げかけられていて、3.11の地震があってからはさらにそれが差し迫ってきていると思います。
誰もが語る内容が具体的で、また今まさにそのテーマにがっぷり取り組んでいる人が必ずいたりして、対話は盛り上がりました。
「結婚は合理的に考えて、するメリットがある。意味ある!恋愛はメリットまるで無い!語る価値も無い!」
ザックリ、私はそんな風に受け取りました。
交際期間ゼロで結婚した私は、経験を話すと話題の中心になる事がありました。
未婚の人の考えは自分もまさに通ってきたところですし、結婚ン十年と言う先輩の言葉は重みがありました。
今回のワールドカフェではいろんな結婚観が聴け充実した時間でした!ありがとうございました。