十数年来の銀世界へ

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今日の銀世界はジャリジャリ雪でした
来週にリズボク仲間大勢とスノボに行くとイベントがあるため、
その前に私もスノボの練習をしておきたいなぁと思っていた。
そこでこの日曜日に「スノボスクール受講」を考えた。
でも実際、その日の朝起きたらすでにスクール受付に間に合わない時間だった。
なにしてんだか私、、、。
予約を入れていたワケではないので損害は無いのだけど、、、
と布団の中で考えた。
「これでは私の場合はみんなの前で未経験のスノボは出来ない、危険だし、迷惑をかけてしまう」
「でも、スキーなら昔やってたから思い出せばなんとかなるハズ」
「スキー場と言う場所もどんなところだったか思い出しておきたい」
「行こう!」
と飛び起きて、準備をしてスキー場に向かった。
スキー場に付き、リフトの回数券を買った。
今回はバンバン滑るつもりではないし、途中で帰りたくなっても回数券なら無駄にならないし、
逆に一気に思い出してバンバン滑ったとしても回数券が終わったところで止めようと考えたからだ。
そんな感じで十数年来のスキーを開始した。
ちなみに、準備が出来た所でいきなり気が付いた。
私はiPod Shuffleを持ってきたけど、スキー場って音楽流れてるじゃんって。
リフトに乗る前にiPod Shuffleはポケットの奥にしまい込んだ。


スキーはレンタルスキー。私が子供の頃履いていた長くて重く幅がどこも同じで先のとがったものでなく、
短く軽く幅に変化があり先が丸い。
最近のスキーはこうなのかぁと思い、歩き出すがリフトまでその感覚が思い出せず苦労する。
そして、リフトまで来るといきなり緊張してしまう。
「うぅ、リフトってどうやって乗るものだったろうか?」
前にいるのはスノボの人ばかり、スノボの人はそうなのか片足外してリフトに乗るのかぁとか思っていると自分の番に。
特に問題無くリフトに乗ることは出来たが、私は忘れててストックを構えたままだった。
ウェアが古くてベテランに見えたためか、係員に注意されなかった。
次からはストックを外してリフトに乗った。
リフトに乗るとすぐ下にスノボのコースがあり、ジャンプ台が作られていてエアを決めている人たちが見えた。すごい。信じられない。こんなにも普通にエアを決める人がいっぱいいるとは思ってなかったので本当に驚いた。
リフトを降りて、ツツーと滑ってゲレンデに出るとこれまたいっぱいのスノボの人。
スノボの人はリフトから降りた後に、板と足を固定する作業をしなくてはならないようで、そんな人がいっぱいいて驚いた。以前は見た事の無い光景だったからだ。
で、滑り出したら、なんだかすぐに滑れた。
はっきり言ってアッと言う間に感覚を思い出した。
そうだそうだこうだったこうだった。
ツルツルと滑って、もう下りてきてしまう。早い。
で、もう一回同じリフトに乗り同じコースを滑る。
コケル練習をしないといけないなぁと思えど、ここではコケナイなぁと思う。
スピードを落とす練習を繰り返し、またリフトへ。
リフトに乗って考える。
「これはいかん、1人スキーは、1人ボーリングと同じだっ。」
「人と話す事や、待つ事が無いから、ガンガン滑ってしまうっ」
「これでは回数券ではもたないなぁ」
「まぁいいか」
実は私は1人でスキーに来ていた。
もともとスクールに行く予定だったので、誰とも約束してなかった。
人生初の1人スキーだった。←とか強調してみるテスト。
いやいや、以前スキーやってた頃は中学高校の頃なので家族ぐるみだっただけ。ははは
初級コースは問題無く滑れる事が確認出来たので、次に中級コースへと進んだ。
中級を繰り返し滑っていると、なんとなく昔の事を思い出してきた。
自分以外にほとんど誰も乗っていないリフトで、
ぼんやりと流れる最近の流行曲を聴く。
そうだ、私が一番スキーをしていた時期は中学校の頃で、
最初に始めたのは小学校6年の時だ。
私の行っていた学校では冬にスキー合宿と言う行事があり、
それに合わせてスキーを初めたのだった。
スキー合宿は小6と中1と高2であったような気がした。
これがまさに私のスキーをしてた時期だった。
リフトに乗っていたら、高校入試の勉強をしてた時の事を思い出したりした。
高校入試があっても構わずスキーをしていたが、大学入試が目の前迫ってからはスキーをしていなかった。
またあるゲレンデに行くと、ジャンプターンの練習をしていた事を思い出し、妙にジャンプをしてみたりした。
いや、その前にパラレルだろうと、すぐにやめた。
また以前との差も気が付いた。
今回、私は人に言われてちょっと良い目のゴーグルを準備していたのだけど、
これが物凄く良い事に気が付いた。
昔、ゴーグルがしょぼくてデコボコが見えずスピードが上げられなかった事を思い出した。
今のこのゴーグルならデコボコが見える、スピードが上げられる。
上級コースに行くのはさすがに怖かったが、
人がいないゲレンデは魅力的だった。
コケル練習は考えて無くても中級を滑っている時にコケレた。
2回もコケルとテンションが上がってきて、上級へ行く決心がついた。(なんでだ?)
上級はさすがに人が少ないと言うか、プライベートゲレンデだった。
滑ってみて思った。
あれ?ここ上級?中級とどこが違うの?角度は確かに急だけど、、、。
おかしい、昔と違う。。。
そう、昔そのコースはデコボコがめちゃめちゃ凄かったのに、今はなだらかなのだ。
気合入れて上級に来たつもりが、拍子抜けしてしまった。
上級も無難に滑り下りる事が出来た。
とかなんとか言いながら上級の2本目では雪だるまになるかと思うぐらいにコケタ。
コケテ思った。私のグローブしょぼい、、、ダメだこれ、、、。まぁいいや。
派手にコケタ事もあり、回数券も減ってきたので帰ろうと思い、ロッジに向かう。
しかし!その近くのリフトを見ると全然空いている。
それを見ていると私は自然にリフトに吸い込まれていってしまった。
と言う事を2~3回繰り返しているうちに、空がだんだん薄暗くなりデコボコが見えなくなってきたので、滑るのを止めた。
回数券は敢えて数回残した。「また来よう」と思うために。
天気は暑くも無く寒くも無く、照ってもいなく降ってもいなく丁度良かった。
ただ雪質は悪い部類だったかも。
久々のスキーは物凄く満足度の高い体験だった。
スノボの人がこれだけたくさん滑っているのを初めて見たし、
スノボの初心者が練習している姿も初めて見た。
女性のウェアが昔ほど可愛くなくなったなぁとかも思った。ははは
ちなみに、滑っていた時間はわずか2時間弱だった。
仕事で一緒な人でスノボをよくやる人は平日の仕事の後にも行くと聞き驚いていたが、私もその気持ちが分かった。
私はナイターはやった事が無いし、それ用のゴーグルも持ってないが、平日仕事後のスキーもやってみたい気持ちになった。
ちなみにこの人が「ゴーグルは良いのじゃないと死ぬ」とアドバイスをくれた人だ。
「本当や、死ぬわ。いや本当には死なないけどね。」と思った。なんだこれ?
と言うワケで無事に帰って来れた。
回数券もまだ残ってるので、今シーズンまだまだ行くぞ!

「十数年来の銀世界へ」への6件のフィードバック

  1. 怪我せずに帰って来れた?
    で、久々の滑りはどうやった?

  2. ごめんごめん、記事が「書き中」で止まってたから気になった?>team-y2
    全然無事だよ。楽しかったー。

  3. ロボ平さん、かなり上手そうだ。いいな~。
    楽しそうなのが伝わってきた。
    女性のウエアかわいくなくなった?

  4. 確かにこれを今読んだら自分でも上手そうと思った。実際はそんなでもないよ。>motto2
    パラレルが自己流にしか出来ないし、スピードも上げたことなからそんなに上げれないよ。
    女性のウェアは昔は男性のと明らかにデザインが違ったのだけど今はほとんど差がないので、残念に思ったよ。詳細は秘密。

  5. 記事だけだと…ものすごく上手そうだね。
    自分のスノボも完全に自己流ですよ。
    自分も、金曜とかはナイターに行って、土曜は朝から滑って、日曜も軽く5時間ほど滑ってたことがあります(笑)
    女性のウェアというかユニセックスタイプが多くて男性のとそれほど違いは無いね。

  6. ありがとうです。>studio-mts
    よくよく考えたら、平日の夜にゲレンデに行くには、やはり自分の板があった方がいいですよねぇ。
    短い時間でもレンタル料は変わらないようですし。
    にしても、今期は我慢するけど、次シーズンには板買っちゃうかな。
    それにしてもこの時期になんで私はこんなにスキーが上手そうに読める記事を書いてしまったんだろう。プレッシャー感じてきたー。

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