「記憶力よりも、記録力があった方が良い」
とは、私の大学の時の先生の言葉。
どちらもあるに越した事は無いのだけど、
記憶は風化したり美化されたり、他の人に伝えるために別の媒体を必要と、記憶そのものでは自分が思い出して使う以外には使いにくい面がある。
それに比べて、記録は風化が遅く美化は起こりえず、上手く記録された物であれば他の人にも有用で、場合によっては時や文化を越えてそれを伝える事が出来る。
「3日後の自分は他人。その他人に伝えるための記録を作れ。」
これも同じ先生の言葉。3日後はさすがに極端でも、1週間や1ヶ月だと十分に納得出来るだろう。
自分がそれを良く理解している時に作った記録は、注意して作ってないと後で見てワケの分からない物になっている場合が多い。予備知識と言う前提を取り払えるだけ取り払い作られた記録は、その寿命も長い。
ちなみに、記録はしたけどそれをどこにしまったか忘れてしまった、と言う事も起こる。これは、そうなってしまわないように記録するのも記録力の一部と言えると思う。有用な対処法のひとつとしては「記録を作る上でルールを決めておく」ことが挙げられる。
あ、1時過ぎた。
「シンプラダのメモ画像」の評判が良いようなので、思わずこんな事を書いてしまう。ただし、この画像の場合は前提知識の要求がかなりハイレベルです。