鈴木島男のTVドラマ

うわぁ!昨日の「鈴木島男~恋に落ちたら~」を完全に見逃した。ビデオもとり忘れた。
この番組は久々に私が続けて観たTVドラマで、いろいろな事を考えながら観ていたのに、昨日は全く完全に他の事に気を取られて忘れていた。参った。情けない。自然に前日や当日になったら気が付く仕組みが必要だったかも知れない。木曜の朝だけ、携帯のアラーム音を別の音に変えようかな。朝になったらフロンティア社社長の声で「どうした?鈴木島男!」と鳴り響くとか。うげぇ気持ち悪っ。


TV番組の見方はいろいろあるのだけど、とりあえず「現代の最高の頭脳」が極めて計算的に正確にターゲットに向けて主張するところを演出していると思っている。「TVなんかクダラン」と言う意見はもっともに聞こえるが、製作側や背景や風潮なども考えながら見ると、なかなかに面白い。で、ときたまこのドラマが「ITベンチャー企業の成功秘話」みたいな内容だそうで、視聴率も期待できそうで、私もラットレースから抜け出したITベンチャー企業の役員なので観ていた。(※注:いちおう役員だけど、普段はサラリーマンです)
番組の内容自体は私に言わせればありとあらゆる箇所でツッコミ放題なのだけど、それはそれとしてこの番組を「自然」に見る人はITについてどんな理解をしているのだろうか?とか考えるとなかなか私を楽しませてくれる。また、経営に関しても同じだし、下手するとサラリーマンも。時々、TV番組で”あり得ないサラリーマン像”や”ありえない職場像”が描かれる事があるが、それでもそれを「自然」に見る人がいると言う事が視聴率から分かる。
私一人の人生では、どうしてもその視点しかないので、他の人生を見てみたくなる。そこでドキュメンタリもいいが、フィクションはいかにもそれっぽく見せようという意思が働いているので、その点に注目すると面白くなる。その点で、TVドラマは意思が入りまくりで10分ぐらい見れば超満腹状態になりかねない。この「鈴木島男」に関しては、私の場合は飲み込まないようにしないと窒息しかねない。特に私がこのドラマで見ている点は、「サラリーマンから見た、経営者像」だ。私にはもうこれは他ではなかなか手に入らない物になりつつあるので、今回特にここを見ていた。しかも、分かりやすく描かれているし、わくいえみさんが、経営者の思考をどう読んだか言葉に出して語ってくれていた。私にとってこのドラマはありがたかったのだけえど、見逃しちゃった。
まぁいいか、1回ぐらい。ストーリーはおまけ程度しか見てないし。

「鈴木島男のTVドラマ」への2件のフィードバック

  1. いやいや、それはかなり違う。>ちのまき
    フィクションの方が島男で、
    ノンフィクションの方が宗雄だよ。

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