ある日TVを見ていると「ロンドンハーツ」って番組だったかの、特番をやっていた。
内容は「出川哲郎のプロポーズ」だった。
私は他の芸能人ならこのような番組は見なかったと思うが、
さすがに「抱かれたくない男No1の出川哲郎」と言うことで、
私はこれをじっくりと見る事にした。
出川哲郎の彼女はどうみても美女のレースクイーンだった。
だから、今度から私は街で美女を見掛けたら、
「結婚してください」と声をかけようと思った。(またかよ)
それはともかく、私はプロポーズのシーンに激しく感動した。
赤ちゃん言葉での風変わりなプロポーズだと放送されていたが、
私はそれをてっきり「出川哲郎の地元の方言だ」と思っていたので、
「ああぁ、彼は完全な素ではこんな話し方なのか。」と思っていたのだ。
完全に無防備になった出川が発したプロポーズの言葉に相手が答えてくれた、
TVで放送するのはもったいない?とまで思えてくる感動のシーンに思っていたのだ。
しかし、真相は照れ隠しの赤ちゃん言葉だったようで一気に興ざめしたが、
まぁ感動をありがとうといったところだろうか。
そして、結婚祝賀ロケのシーンに移り、
早い話、婚約者の目の前で出川哲郎はビールの入った落とし穴に落とされた。
私は「さすが芸人だな」と思っていたが、次の瞬間度肝を抜かれた。
司会者が婚約者の美女にコメントを求めると、
彼女は恍惚とした様子で「かっこいい、、、」と答え、
溺れる出川哲郎にビールをかけていた。
この見事な「ベストカップルっぷり」に私は打ちのめされた。
誰も彼らの間に分け入る事は不可能に思えた。
彼らはきっと一生添い遂げるだろうと確信出来た。
ラッキーな2人を心から祝福せずにはいられなかった。
後日、Yahoo Newsだったかでアホな記事を見つけた。
「彼女が出川を選んだのは、金銭面でだろう」とかなんとか書いた記事だった。
瞬間的に脳タリンは記事を書くなとも思ったが、
落ち着いて考えてみると、盛大なプロポーズシーンをTV放送されてしまい、
物凄く持上げられた彼らのこれからの普通の生活との落差は想像以上のものだろう。
そんな中で彼らの気持ちが冷めて別れてしまっても、
「仕方ないよね」と視聴者に思わせ、
「やはり報道は間違ってなかった」とかなんとか言う、
そんなのが欲しくて出た記事なのかな?と思った。
私はこの出川夫妻には是非一生を共に生きて貰いたい。
これまで、「笑われ芸人」だと思っていた彼が、私にはうらやましく思えて仕方なかった。
もしかして最近、結婚したくなってる?
いえ、昔からです。