スマホに9個の点を結ぶタイプのロックをかけていた。
ある時それがとてもメンドクサイ場面に当たり、一時的に解除しようとロック画面を無しに設定した。
すると、なんと0本のパターンとして登録され、ロック画面が解けなくなった。
触れた瞬間に「違います」と言われる始末で、入力を許して貰えない。
ロック画面をパスする方法が全く見当たらず、お手上げになりauショップに駆け込んだ。
「見た事の無い症状ですが、オールリセットしかありません」
「私、何もバックアップ取ってないんだけど?」
スマホ歴1年程度の私はオールリセット不可避状態はこれが初めてだった。
バックアップの必要性を考えた事もなった。
「いやいやこれバグじゃねぇの?」
と食い下がったが、全く用をなさず。
時間の無駄と悟り、オールリセットを受け入れた。
私にはスマホに機種変した当時のバックアップしか無かった。
「ひどいバグだ、メーカーによく言っておけ」
私の捨てゼリフは届いただろうか?
スマホがオールリセットされた後「またゼロからセットアップしなおしだー」と言う気持ちにはならず。
むしろ「必要最小限しか使わないでおこう」と言う気持ちになった。
「必要な設定しか行わない」
例えばスマホの目覚まし時計アプリが”時々鳴らない場合がある”と言う事で早々と諦めていたが、今度はスマホ丸ごと”すべてが無に帰す場合がある”とした感じだ。
「素直にバックアップ取ればいいんじゃないの?」と言われるのは承知だ。
と言うか、取った。
しかし、もともとスマホ自体をあまり面白いデバイスだと思っていなかったところがあるので、それがもう決定的になったような感じだ。
スマホには電話をかけようとするとアプリが立ち上がるまでに約1秒弱待たされるなど、タッチパネルに指を近づけただけで反応するなど私には許容しにくい動作が多くあった。
なんだかスマホもういいや。
ガラホは今でもなんだか面白そうなデバイスに見える。
次はガラホかなあ。