本当に驚いた。
我が家では減塩をしない方針としていたつもりだったのに、それでもまだ足りて無かった事が分かった。
先日のある機会に適正な塩分量を習う事が出来た。
それは思っていた以上に濃く、味としてはとても美味かった。
腹の底から「うまい!」と言いたくなるような塩分、それが適量だった。
今の世の中どこに行っても減塩だ。
私はそのため、天然塩を小さな容器に入れて持ち歩き、塩分が足りない食べ物には足して食べていた。
が、それでも足りていなかった。
腑に落ちる美味さ、それが本来の体の求める塩分量だった。
そうした食べ物を食べると、すぐさま体が温かくなり、私は快便にもなった。
意識もハッキリし、肌の調子も良くなった。
さらになにより間食がまるで欲しくならなくなった。
ポテチの間食が習慣になってしまっている人は是非、本当の適塩を試してみて欲しい。
心に「減塩こそが良い」とか思っていると、抵抗があるほどの塩分量。
しかし「おいしい」かどうかを基準にそれを行って欲しい。
もともと、体の求める物を食べて「おいしい」と感じるように人は出来ている。
それを騙す科学が行われているが、科学的な処方は避けるべきであり、自然からそれは得るべきだ。
人類が地上に生まれてからずっと自然の物を食べていたはずで、科学的な物を口にするようになったのはここ数十年の出来事である。
科学的に「人体に悪影響は無い」とか言われているにしても、それは「計測出来る範囲」での事だ。
「化学物質を食べると体がシビれて頭がクラクラする」ような事が実際に起こっていたとしても放置されている。
自然の物を食べるべきで、それに取って代われるほど科学はまだ進歩していない。
適正な塩分量は、1%の食塩水であると聞いた。
100ccのお湯に1gの天然塩を溶いて飲んでみて欲しい。
これを基準に味噌汁を作ると、本当に美味しい物になる!
減塩を避けているつもりで、それでも足りていなかったと言う衝撃はここ数年で最大のショックだった。
体調の変化により他に疑いようが無く確信するに至った。
中でも、塩分で快便になったのは驚いた。
マクロビオティックでは「塩分が足りないと、便を固める事が出来ず、結果として陰性の便秘となる」とあったが、自分がまさかそうだったとは。
注意して欲しいのだけど、精製塩(テーブルソルト、塩化ナトリウム)ではこの効果は得られないのだとか。
「塩分を取ると、血圧がウンヌン」と聞くが、それは精製塩の事で、天然塩では問題が無いと聞いた。
精製塩であっても血圧との関係性は相当に怪しいけどね。