断捨離のやましたひでこ先生のトークショー

新刊の発表に合わせてトークショーがあり、私達は夫婦で申込み、この土曜日に聞いてきた!
妻は元断捨離セミナー生なので「話せるチャンスとかあるかな?」とか期待して参加してた。
時間ギリギリに会場に着き、後方だけど1段高くなったところに座ったので、
トークショーが始まるとひでこ先生の姿がとてもよく観えた。
先生は演台を使わずに客席に入ってきて話しまくり。
ド迫力!前の人いいなぁ!と本気で思った。
中には問いかけられてマイクを向けられてる人もいれば、
話の流れで肩を叩かれたりしてる人も、うらやましい!
やましたひでこ先生は断捨離のマンガなどで、
おしとやかで聡明な美女に描かれる事が多いけど、
私の印象としては物凄くパワフルで面白い人で、
言いたい事をかなりハッキリと言う人。
セミナーでも「調子が出てくると演説調になる」のだとか。
TVのカメラも入っていたので、
「家の中がゴミ置場のようになっていると思う方は手を上げてください、TVに映るかも知れませんけど」
とネタにしてた。
TVが入っているワリには照明が暗かったので、上手く撮れてないだろうなぁと思う。
およそ1時間半のトークショーが休憩無しであっと言う間に感じた。
そのぐらいの内容があって、
断捨離と言う言葉からイメージされるものは「捨てるんでしょ?」だけど、
「断捨離はそれだけじゃない」って間違い無く伝わってきた。
考え方や概念の部分の説明が素晴らしかった。
具体例は特に完璧で、
「おうちの冷蔵庫は何が入っていますか?」
「保冷剤って入ってません?納豆に付いてきたカラシは入ってません?」
「財布の中に何が入っていますか?」
「財布に本来入っているべき物は?」
どうしょうもなく進むべき道が見えるように感じた。
用語も凄くて、こんな感じ。
「断捨離的に”知らないおじさん”と呼びます」
「断捨離的に”おせっかいなおばさん”と呼びます」
「断捨離の標準語で片付かない様子を”むたむた”と言います」
説明無くても分かる。
多分、場数を踏んでいるんだと思う。
20年のキャリアがあると話していたので、さすがと思わざるを得なかった。


私はトークショーの最後にきっと質問タイムがあるだろうと思い、
その時に何か本気の質問をしようと真剣に聴いていた。
聞いてみたい事は2つ見付かった。
・断捨離は例えば家庭の中では、片付けない人にさらなるスペースを与える事になってしまわないか?
自分は片付けてても他の人がその有効スペースを無駄遣いしてしまわないか?
・また個人や家庭といったレベルでなくて、団体や地域/町おこしレベルで断捨離に取り組んでいるところはあるか?
その時、上のような行儀の悪い人対策はどうか?
ここに書いてみたら2つじゃなかった。
ま、ともかく後半は「これを聞いてみたい」と思いつつ、トークショーを楽しんでいた。
最後の質問タイムは私の質問はややこしいので他の人から普通の質問が出ないかな?と一瞬待った。
そしたら、1つ目の質問が出た。
要点的には「他の人には期待しない。他の人の物には手を出さない。自分が楽しんで断捨離してると、相手も必ず真似したくなる時が来る」なんかそんな答えだった。
で、私の質問を出そうかどうしょうか?と思ったところで、トークショーは終わってしまった。
あーあぁ。
その後はサイン会になっていたのだけど、私たちはあんまりこれにテンションが上がらない。
でも、妻と話し「直接、質問したらいいじゃん」「握手も出来るかも」「サインはお金取られないみたいだし」との事で、なんとなく列に並んだ。
そしたら、テンションが上がってきた。
「うぉー、何から話そう!」
TVのインタビューも撮られている人もいた、TV向けには何を話したらいいのかサッパリ分からないのでスルー。
その勢いが伝わったのか、TVカメラは私たちには向かって来なかった。
サイン会の私達の番が来たとき、ひでこ先生の方から話しかけられた
「こちらはダーリン?」
すごい!さすが妻は断捨離セミナー受講生!把握されてる。
「断捨離婚ですね、取材が来るかも知れませんよ」
そこか!
「私も断捨離にとても共感します」みたいな事をへたくそに言ったら喜んで貰えて、次に質問を投げかけた。
「団体や地域で断捨離に~、セミナーや勉強会ではなくて、断捨離で町おこしのような感じで」と、
言うとすぐにその意味が分かってもらえて、答えが貰えた。
また「その時、行儀の悪い人的なの存在は~」と聞くと、これにも答えて貰えた!
感激に震えた。
最後に先生と握手する時、
「断捨離アンと結婚してくれて、ありがとう」
と感謝の言葉を貰ってしまった。
断捨離アンとは「断捨離をしてる人」の意。
ひでこ先生にとっては断捨離の遺伝子を受け継いだ人に見えるんじゃないかな。
とても有意義な時間だった。

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