不思議なまばたき

今日ときたまネットでお笑いコントの動画を観ていたら、不思議なタイミングでまばたきをしている人がいるのに気が付いた。
その人は間違った事をして怒られている場面で、
「私が間違ってましたもうしません」みたいな事を言いつつ、
反省した表情でまばたきを素早く何度もしてた。
必然性が全く感じられないまばたきだと思った。
私は以前、上目遣いや首を傾げる様子にも疑問を持っていたが、このまばたきも同じに感じた。
なんとも判断に困るが、
「本当は言いたい事あるのだけど、これじゃ言えないなあ」みたいな反応を期待してるのだろうか。
実際、コントでは「そんなに反省してるなら、私も鬼じゃない」みたいな事を言っていた。
しかし、現実に本当にそんな反応をすれば、まばたきの張本人に「こいつはチョロいゼ」と思われそうだ。
私は何が言いたいのか?
実は私もこのまばたきを職場で観たことがある。
その時は「何この演技?何がしたいの?意味わからん」と意に介して無かった。
でも、地上波で流れたんであろうコントで観たら「あーこれか」となった。
つまり相手は「私も鬼じゃない」を期待しているのかと。
私はだいたいそういう場面で「これは交渉で話してるんじゃないんだよ」とか言っていたが相手はポカンとしてた、求めてた回答はそうじゃないんだ。
きっと相手は私を「話の分からん人だな、無駄に時間かかるなあ」と思ってただろうと今になって思う。
聴く耳と観る目を持とうと思う。
あからさまなリアクションを捉えられてない自分が恥ずかしく思った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です