私が社会人になって1年目だったか2年目だったかに聞いた怖い例え話。
車で赤信号を無視しても無事に通り過ぎてしまえば、
その危険性もなにもかも忘れてしまうと言う話。
最初は「今危なかったなぁ」ぐらいに思うかも知れないが、
繰り返して何も起きないと感じてしまえば、
それが習慣になってしまう。
そしてより悪い事にその本人は
「自分は他の人の出来ない事が出来る気の利いた人間だ」と
思い込んでしまう。
そんな人は信号以外の場面でも同じような間違った行動を繰り返し、
ついには交通事故ではない大きな問題を起こしてしまう。
その時、周りの誰もが「いずれ問題を起こすだろうと思っていた」と言う。
本人にとって始まりと結果が直結しないため、
その性質を改める事が難しい。
ことわざの「うそつきはドロボウの始まり」を拡張したかのような例え話で、
私は最初に聞いたとき「そんな極端な」と思ったが、
今思うととても納得出来る。
謙虚に生きようと思った。