今、TVで映画「妖怪大戦争」が放送中だ。
妖怪大好きっ子の私は、これを見て違和感が。
完全にキャラクターとしての妖怪がフューチャーされてるなぁと。
~あ、映画終わってしまった。~
妖怪の成り立ちのひとつにはこんなのがあるです。
と言うか、これがほとんどらしいです。
妖怪は最初、キャラクターじゃなかったんだよ。
現象だったんだよ、と。
昔昔、なんかよく分からん現象が起こった時に、
先ず昔の人はその現象に名前を付けました。
そしてそれを文章に残しました。
次の時代の人がその文章を見て、
面白いキャラクターを考え出し、
その現象を説明しました。
例えば、あまりメジャーじゃない妖怪に「かきね揺らし」っています。
(ネットで検索しても全く出ないね)
かきね揺らしは、風も何にも無いところでかきねが揺れる現象を見て、
それを記録した人がいて、それに鳥のキウイみたいなキャラクターを付けて説明した人がいるんだよね。
でも、実際は!かきねの近くの地中をもぐらが通ってかきねが揺れるって現象だった。
ギャフン。
今の妖怪博士と言われる水木しげる氏は、
そのキャラクターが面白くて集めて研究した人なんだよ。
小豆洗いとか、ぬりかべとか、一反もめんとか、子泣き爺とか、かまいたちとか、
その辺は全部こうらしいです。
逆に!そうでない妖怪もいます。
河童や、鬼、二口女とか。
これらは、、、本当に居たり、全くの想像の産物だったりです。
注意です。危険です。