ロボットが人間らしくなる映画

と言うワケでTVでやってる「ターミネーター2」を観ている。
これの”スカイネット”と言うサイバーダイン社の作ったシステムが、
未来で人類を破滅に追い込むと言う設定なのだ。
今、これを観て思い出したのが「ロボコップ」。
ロボコップではオムニ社が警察で使うロボット”ロボコップ”に、
オムニ社の犯罪については摘発出来ないようにプログラミングがされていたと言う設定だった。
ところが、スカイネットは人類を守るシステムとして作られたのに、
人類を敵視するようになり戦争を仕掛けてくる。
もちろん、その人類にはサイバーダイン社も含まれいてるし、
USJで会える綾小路麗華氏も含まれているだろう。
で、私がこのスカイネットに関して感じた事は
「なんと真正直に作られたシステムなんだろう」
って事。
人類に攻撃をしなければ理想的なシステムと言えるんじゃないだろうか。
私もこんな自らであっても特別視しないような、
すべてに対して平等な姿勢をとりたいなあと思う。
「ロボコップ」のオムニ社は逆に言うとその点で非常にリアルに思う。
現実的にはこの方が多いように感じる。
(あ、タイトルと全然違う内容の記事になってきた)


例えば、政治家やマスコミは、自分の立場を守るためには、
どのような悪をも厭わない様子が感じ取れる。
一番分かりやすい例を挙げると、
例えば個人情報保護法のに制定された例外区分。
個人情報を厳正に取り扱わないといけない組織の例外の中に「町内会」等と並んで「選挙事務所」がある。
選挙事務所は地域別の支持率を推定するために、
「支持者カード」なる物を集める。
支持者カードには氏名と住所が必ず載っている。
会社ならばこのような個人情報を記載された物を保管するには、
管理責任者を決め適切な管理を行わなくてはならないのだけれども、
「選挙事務所はそれをしないでいい」と言うのがこの法律の例外。
「支持者カードの集計の結果は街宣カーの出向く先を決める以外には使われないし、選挙が終われば廃棄される」と集める側は語るが、
それを聞いて「どんなもんだか」と思うのはとても自然だろう。
私は以前
「個人情報保護法が施行されているのに、
選挙の支持者カードを集めるのは時代に合わない!」
(それともうひとつ「支持者カードに私は”ウサマ・ビン・ラディン 住所不定”を書いてやる!」)
と主張していた。
この主張は間違っていないと今も信じているが、
法はそれを裏付けてくれなかった。
政治家は法律を自分の物だと考え、
自分に有利に働くようにそれをデザインするらしい。
そして、もし選挙事務所からそうして集められた個人情報について漏洩があったとして、それをマスコミは報道するだろうか?
政治家政党と結びつきの強いマスコミが、
「選挙事務所から個人情報の漏洩が起こった」と言う報道を行うのを想像するのは非常に困難に感じる。
もし私がそういった情報を掴めば、
告発ブログを立ち上げ、そこで大々的に取り上げてやる
と考える。
想像上の話が続いたが現実には、
支持者カードは書く側から嫌われ効力を失っていると効く。
真の草の根運動とはこう言う事だろうなぁと思う。
それから、ここに挙げたのはひとつの例であって、このような事は他にもたくさんたくさんある。
私はこーいうの知るとカッチーン!と来る。
「特に私に害のある場合。」
「って事で、私も同じ穴のムジナでした。」
ってオチはどうですか?(どうよ?)

「ロボットが人間らしくなる映画」への3件のフィードバック

  1. あらためて読んだら、2行目からすでにタイトルと違ってた。
    これはこれでいいや。ははは

  2. 公的な機関の機密情報がWinnyから漏洩するといった
    問題も起きているようです。
    上記のような機関を監視する機構を設けない限り、
    同様の問題がまた起こり得るでしょうね。

  3. Winnyでこれほど漏洩が起こっているのに、まだまだそれが起こるってのはむしろ不思議ですよね。>cosmic-surfin
    Winnyは私は「コアなマニア」向けのソフトだと思っていたのですけど、そうでもなく良く分からずに普通の人が使ってしまってたって事なのでしょうね。
    こういった事を監視する機関が必要になるとは、私は情けない恥ずかしい現状に思いますね。。。
    ちなみに、私は実家で70代後半のばーちゃんから「なぁなぁニュースで言ってるウィニーってなんや?」と聞かれましたが、漏洩を起こす人はニュースを見ないのかと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です