このUFO本は、10編の書き下ろしマンガで、内容はUFO研究家の矢追純一氏によるもの。前回のこのタイプの本は、「UFO研究とは?研究して分かってきた事、その他事例集」みたいな内容だったけど、今回のはもっと的を絞って「宇宙人が地球人に語りかける内容とは?」みたいになっています。そして、最後の1編は矢追氏のUFO研究のきっかけで、私も知らなかった事で驚いた。
それから「ムー」2004年10号 No.287には、興味深い記事が多くあった。中でもここで紹介しようと思うのはこれだ。
「ついに9.11テロのいかさま演出をつかんだ!?
ブッシュが仕組んだ 疑惑の聖戦」
一般の人が目に出来る事象について、矛盾を突きつけ、それに対し新しい仮説を立てる。その仮説の面白さが「ムー」の売りなので、時々とんでも無い記事があったりするが、この記事はとても面白く読めた。一方でまだ、スカイフィッシュの記事があるので、そこはなんだかなーだったが。
この記事は伝統的な「ムー」の記事の書き方にならい、映画「華氏911」についてのコメントから始まる。そして、映画で指摘された9.11テロの陰謀について深くメスを入れるように内容は書かれている。記事の中にポイントが書かれているのでそれを抜き出そう。
(1)アメリカン航空77便(B757)はペンタゴンには突入しておらず、建物は巡航ミサイルまたは事前に仕掛けられた爆弾によって爆破された可能性が高い。
(2)WTCビルの倒壊は、突入したアメリカン航空11便(B767)とユナイテッド航空175便(B767)によってでなく、事前に仕掛けられた爆弾によってもたらされた可能性が高い。
(3)ペンシルバニア州に墜落したユナイテッド航空93便(B757)は、アメリカ空軍機によって撃墜されていた。
(4)FBIが公表した19人の実行犯たちはハイジャックは不可能であり、事故機の一部はすり替えられて、遠隔操縦されていた可能性が高い。
(5)さまざまな情報操作と事実の隠蔽工作が存在し、アメリカ当局による発表と現実に起こったことの間に、大きなギャップが存在している。
そして、これらを裏付ける小話が書かれ、陰謀とは何かについて、読者が深く知った気持ちになれる程度で、記事は締めくくられる。単なる雑誌の記事なので、情報のソースが何かなどには触れられていない。
私がこの記事の中で注目した主張は、これだ。
選挙戦に不利な材料を抱えたブッシュ政権は、11月の選挙前に新たなテロを許して、今年の選挙をなくしてしまう(または延期させる)計画を画策しているという噂すら存在する。
「また、ロボ平はそれを言ってるのかよ」と言われそうだけど、私がこれはっ!と思ったのは、この主張が「華氏911」と正反対だからだ。
映画「華氏911」は、平穏に今年のアメリカ最大の貧乏クジ「大統領選」が行われる前提で描かれている。
テロの恐怖が地方にまで蔓延しているが、実際に対策には何も行われていない。それはつまり、テロの危険など無い事が理由だ。
としている。しかし、私はそうは思わない。「テロ対策は浪費ばっかりで金にならないからしない」のだと考える。そして、「またテロが起こっても、それを政治的、金銭的に取り返すアイデアがある」のだろうと思う。
最近、国連でも「アメリカにはイラク侵攻の合理的理由は無かった」と議論されている。私はその筋の専門家が考え抜いたベストのタイミングと規模と内容で、また次のテロが起こると考えている。
そして、またそれによって世界の敵である「ブッシュ・ファミリー」が利権を得るだろう。
ぐぁぁぁ、よみてぇぇぇ!
しかしだ、テロが起こるとなぜブッシュが有利になるのかが良くわからない。
911はブッシュにとってチャンスだったかもしれないが、仮にゴアが勝っていたらゴアにとってもチャンスに違いない。
今後、ブッシュ政権にてテロが起こった場合、ブッシュのテロ対策、外交が疑われるから、逆にケリーがテロを起こすような・・・(笑)
しかし今度の選挙はブッシュが勝ちそうな気がする。
気合出して、本屋で立ち読みしてこーい!>かっぱ