Lode Runner - あとがき




 2/8の時点で更新しておきながら、コメントを書かなかったので、ハッピーバレンタインデーの今日に書いてみたいと思います。今回の4面とも、某巨大掲示板群で発表したもので、最初は初めての人にも手が付けられるように作っていました。
 スレッドを立てるにあたり「2chの面」を用意しました。丁度CLR中盤程度の難易度を目指し、簡単にはクリア出来ないようにちょっと迷わせる箇所を作ったつもりです。中央の"c"の中の金塊がFCLRにハマッタ人でないと難しかったんでないかと思います。
 本当にイイ!!面なのかどうかは疑わしいですが「イイ!!の面」です。本当に現役でFCLRをやっていると思わせる面が作りたく、最新の流行の顔文字を自作面にしてみました。小一時間でしてみました。内容的には、2chの面よりは少しだけ高度になっていると思います。
 これまでに作った面があまりにあっさり解かれるので、意地悪な気持ちになり「レゲーの面」を発表しました。これも結局はすぐに解いてしまう人もいたのですが、それ以前に「悪い面を出してしまった」と罪悪感からすぐに解説を書いてしまいました。よくよく考えてみれば、私はこの面はそんな悪い面でもないんではないかと考えています。
 今度こそ本気になり難しい面として「手がCの形をしている面」を発表しました。最初は作り込みが足りず別解を報告されましたが、それを防いでからはまだ解法の報告がありません。自分でこの面は私らしい面だと思っています。

 「2001年中に自作面100面達成するぞ!」と息巻いていた私ですが、なんと14面も足りない86面で今年を迎えてしまいました。今年中に目標達成なるでしょうか?毎月1面でももう間に合わないですね。。。
(02/02/14)

 「あつとの面」はまた私自身では確実な解法を見つける事が出来ず、最初の掲示板に「あつとの面製作段階」の状態で発表しました。そこで、確実な解法が存在すると報告を受け、やってみると難無く私も方法を見付け、改良し発表しました。解法を報告してくださった方、ありがとうございます。

 このように考えてみると、以前は自分で自分に出題しそれを解き、設計図を作っていたように思えてきます。今、私は時間も以前ほど取れなく、解法を人に求めてしまいがちになっています。やはり、まともに解けるかどうかわからない図を紹介するのは気が引けます。大変な迷惑をかけかねないとも思います。なるべくこのような事は避けて行きたいところです。しかし、図を作るひとつの方法にもなるのではないか?とも小さい声で、、、いや、やはりこれも言いにくいですね。
(01/04/26)

 「ロボの面5」に別解があったのを修正しました。この別解を見逃してる私は、腕の衰えを感じました。これを教えてくれたしょうたさんに感謝します。
(01/02/26)

 謹賀新年的な面を作りたくて作った「へびの面」です。とにかく一度盛り込みたい技があったので使ってみました。多分、気が付き難さ抜群です。面の見た目をもっとキレイにしたかったですがあきらめました。また、意地悪な箇所も多数存在します。頑張って下さい。と言うか、ごめんなさい。
 ズッ前からアイデアにあったを形にした「旧ロボの面5_2」です。ポケベルはいつの間にかこの世から無くなったようで、あまりポケベルに縁の無かった私はそれになかなか気が付かないでいました。スイッチ技を使うような箇所もありますが、普通にしていればクリア出来てしまうと思います。結局、「数字でロボ平と書く」と言うアイデアだけが先走った面です。後日、番兵が余ってる事に気が付いたので素早く修正しました。修正以前の物は「旧ロボの面5_1」です。
(01/02/02)

 掲示板の方であれやこれやと改訂を重ねた「ロードランナーの面」を新作として追加しました。制作段階として「制作段階1」があります。最終段階での解法は私自身編み出すのに随分苦労した記憶があります。
 この面はコメントにもあるようにかなり細かい誘導が必要になります。番兵を閉じ込めて配置するのではなく、解放されている状態で待機させなくてはなりません。それが一番の難所なんではなのではないかと思います。また、中央の金塊は意外な回収方法なんではないかと思っています。
 テストプレイを手伝ってくれた方達に感謝します。
(01/01/11)

 掲示板がしょうたさんの「ロードランナーで遊ぶ」と共有する事になりました。両方のHPの話題をガンガン書いて欲しいのですけど、文字やバックの色等が今のところ完全に私のHPの物と一致してるので、どーもまだ私のHPの掲示板って感じです。これは近日中に改善したいとこ。
 そして、解答ページを作ろうとしていた矢先に完成した新作「逆さまの面1」と「逆さまの面2」。本当はこの1と2の合わさった形の1面を考えていたんですけど、脱出用ハシゴの位置がどちらでも行けたので、2つにしました。画面の下の方での2つで処理が違うとこも面白いんでないかと思います。
 最後は今回正式に発表した「28の面」。制作段階で掲示板で発表したのですけど、略解が次々と出て、たくさんの人に迷惑をかけました。すいません。この面は当初、欠番だった28面目を埋めるためダケに作っていたつもりでしたけど、番兵が異常な動きをするのを見付けスイッチ技を利用する面にしました。このスイッチについては、チェックをしょうたさんに依頼したところ「間違いない」と太鼓判を頂きました。ところで私のこれまでに作った面の中で最高の難度の気がしたので、難易度を★10にしてみました。どうでしょう?
(00/11/15)

 ある日、しょうたさんのHP「FCロードランナーで遊ぶ」でこんな企画がでまして、私はこれに興味を持ちいくつか図を作ってみました。中心の36マスしか使わないこの企画は想像以上で優秀で、図を作るのがおっくうになっていて確かにこれなら面が作れました。ファミコン版のエディット画面はオリジナルのサイズよりもずっと狭いけど、もしかしてこれが多くの人をエディットにのめり込ませる原因にもなっていたのかも?と今さらながら思わされたり思わされなかったり。しかし、この36マスは仕掛けを作るには非常に狭く、さらに番兵がランナーから遠ざかって行く"ロボット追っかけ"が使えない。これで面を作るのは、31×88サイズのバナーを作る気分だったり、俳句を作るような気分かな。多分。
 紙の上でジックリ考えた「36≒∞-ロボ平版の面1」。紙の上で解法まで全部出来、ほとんど手直しする箇所も無かったという自分でも驚きの1面となった。実際に直したところは、金塊が足りなかったのと、ギリギリのタイミングのところが間に合わなかったのでコンクリートを足しただけ。金塊を足したのは本質的かな?いちおう自慢の1面って事で。
 実はこれも紙の上で考えた「36≒∞-ロボ平版の面2」。紙の上でものすごいトリックを考えたけど、番兵の予想した行動が全然実現しなくて、しょうがないからこの形にしました。いえ、嘘書きましたものすごくないトリックでした。で、思い付きにくいんじゃないかな?って面にしました。「5分以内に解けた」とかなるべくコメントしないで下さい。(?)
 久々に時間差掘りを考えた「36≒∞-ロボ平版の面3」。番兵使い(?)の私としては意地でも番兵を置きたかったけど、スペースが無くなってシブイ番兵無しの面になりました。時間差掘りとしては何重もの手順を踏まなくてはならないタイプでなく2重ぐらいなのだけど、タイミングはまたギリギリです。あ、それから、もし2つの金塊が一度に取れるようでしたら、私に連絡下さい。多分大丈夫だと思うけど。

 ずっと以前に「設計図印刷用フォームの表示がガタガタだよ」と言われ「え?なんでダメなの?」と返事しましたけど、今になってこれを直しました。ガンガン印刷しまくって下さい。それからこの「印刷用フォーム」のページを随分更新し忘れてました。ははは
(00/09/22)

 最近、またLR関係が活気付いてきているので、思わず私も新作を作ってしまいました。全くの無の状態から面を作る感覚が未だに取り戻せないでいるので、以前あった面のヴァージョナップを試みました。そして、出来たのが「美的でなくなった面」です。前半は下準備に徹し、中盤後半は一気に駆け抜ける形になっていて、クリア出来れば爽快感が味わえるのではないでしょうか?また、私はこの面が上から二段目までの脱出用ハシゴでクリア出来ないか随分試しましたが、出来ませんした。番兵の配置を変えれば出来るような気もするのですが、、。
 それから、急に思い出して「たくの面」を作りました。リクエストが来ていたので作ったのですがこの面の一部は、以前作った面に酷似しています。しかし、この面のその箇所の方がシビアになっているハヅです。
(00/02/20)

 以前から旧作「金塊のなる木の面」をなんとなくいまいちに思っていたので手直して、こうしました。訂正した箇所はほんのわずかですけど、パズル性がグッと上がっています。脱出時の極端なテクニックが必要となる箇所を除けば、丁度チャンピオンシップロードランナー程度でしょう。
(99/09/14)

 新作「ロボの面4」を手直ししました。と、言っても変わったのは見た目だけで、内容は変わってません。ただ、ミスディレクションとなる箇所が増やしたのです。実際、前の物では、ロの下の金塊を取った時点で、ランナーの向かう方向が決まってしまっていた。これでは、面白味に欠けるのではないか?と思ったので、今回の手直しをしました。これは初めて見た人は、迷うんではないしょうか?
(99/06/05)

 ロボシリーズ4作目にあたる新作「ロボの面4(旧)」は、ハングル文字で"ロボ"と書かれています。前半の準備は簡単だけれども、それからがとても困難な面になっています。タイミングが非常に難しいところも、あるので何度もやり直さなくてはならないと思います。脱出には、とてもシビアなキー操作が必要な場面も出てきます。いざとなれば、ポーズ連打でクリアしてもいいかと思います。
 また、この新作の発表と同時に、「開き直りの面」をお蔵入りとしたので、まだ全70面の紹介となっています。
(99/05/26)

 新作「ROBOの面3」を追加。これまでのロボシリーズと違って、解法がしっかりと決まって無い感じもするけど、そう言う面もたまにはいいかなと思いました。本当は、番兵を埋める事に制限を付けたかったのだけど結局、制限はそれほども無くなってしまいました。また、いくつかの金塊を取る為には同じ操作を何度も行わなくてはならなかったり、成功するまで同じ事を繰り返さなくてはならなかったりする面になっていて、これまでの私の面と比べると少し趣が違うと思います。ひとつのアイデアを思い付いたら、それが本当に間違った方法でないかを徹底的に調べる必要のある面でもあります。特に脱出には苦労すると思います。私自身も苦労しましたし。ははは
(99/05/15)

 「もきちの面」が不確実だったので、修正しました。しかし、以前のものと比べてその違いは、わずか右下の角の一ヶ所だけです。何故この修正が必要だったかは、分かる人には分かるでしょう。
(99/04/11)

 今回追加した「祥太朗問題-ロボ平版の面」は簡単に言えば、もともとこのレンガの配置を使って面を考えようと言う、ぽん王国の祥太朗氏からの出題でした。よって、図を制作する作業は、私がいつもの名前シリーズの面を作る時にやっていた作業に近い物になり、この図が出来ました。部分的に別解の報告を受け、コンクリートを導入したのが多少心残りですが、これまでで最高の面が出来たように思っています。
 ここからはネタバレも入ってきますので、まだ「祥太朗問題-ロボ平版の面」に挑戦されていない方は注意して下さい。
 「祥太朗問題-ロボ平版の面」は当初、本当に確実であるか不確かな方法を使って解く方法しか、私自身が確認が出来ずにいました。しかし、何度もテストプレイをしていると、困難ではあるけれど確実な方法での解法が可能だと分かり発表に至りました。テストプレイを快く承諾してくれ、連絡していくれていた祥太朗氏にこの事を即座に連絡すると、右上の部分で別解がある事を知らされ、今度はこれに悩まされる事になりました。しかし、こればかりは方法が無く、仕方なくコンクリートを用いて別解を排除し今発表している形になりました。ありがとう、祥太朗。

 ところで、確実性がまだ分からないパターンを抜き出した「lr572.GIF」を作ったので、興味のある方は是非試して欲しいです。この面を解くには、運が関るでしょうか?それがどうしても今のところ判断が付いていません。実際、この方法を使う図を作ることは避けられているのが現状です。
(99/03/12)

 このコーナーをいくつかの検索エンジンに登録してみました。結果はどーでるのかな?
(99/02/25)

 前からあった面を焼き直し「完成形?の面」を作り発表しました。もともとのは「美的な面1」の下の脱出用ハシゴを消せないかと試していた過程で出来た物なので、制作期間はその当時からの累計で言ってしまっても良いんではないかと思っています。
 しかし、この面で用いられている技は、以前の図で使われている物に酷似していて非常に申し訳く思ってます。以前の物が発表していなかったら、堂々の発表が出来たのにと、少し悔やんでいます。仮定法過去になりますが、もし以前の図を発表していなかったなら、「完成形?の面」のタイトルの"?"を書く事もなかったのに、と。
(99/02/17)

 最近、ここを書くのを怠っていたので、今回新作図等の事をまとめて書きます。
 最初は99/01/30に突如発表した、ロボシリーズの1作目にしたい「ロボの面1」です。この図は、私が知らなかった状況を試していて、それをそのまま面にしただけと言う安易な面で、ロボの字には必然性が無く大変申し訳ありません。ちなみに、シリーズ化を次の「ろぼの面2」を作った時点で思い付いつき、その後で画面に1と書き加えました。解法は実は何通りかの方法がありますが、どれも結局は同じ技を使わなくてはなりません。多くの人はこの面を最初にクリアしたときには400点を得ているかと思います。しかし、もっと困難な方法で500点でクリアする方法もありますし、それに無益な殺生をするならさらに600点でもクリア出来ます。またそれらが出来れば、ストイックに300点の解法にも挑戦して貰いたいです。また何故、設計図の紹介の一番下にこの図を書き加えなかったのかと言えば、画像のファイル名を見て下さい。これは以前、「失敗作の面」の画像に付けられていた名前なのです。つまりこれを差し替えたと言う分けなのです。欠番が出ては、設計図印刷用フォームに関るのと、新しくこのページを見た人は多分設計図を上から順にやって行くのでは?と思い、それならばシリーズ化されている面が散りばめられていた方が楽しいのでは?と思ったからです。半分は、言い訳のような気もしますが。。。
 同じ日に発表された「ろぼの面2」には、画面中に2の文字が無く、私としては少し悔しくもあります。この面では番兵の再生位置に関する知識が必要になってますが、これは私としては初の試みです。番兵を埋めたとき再生位置がもし不適切であっても、何度も繰り返せるように出来ているあたり強制力が強くも弱くも無く、間違った状況に陥りにくいとこからこの面は初心者向けと言えるかも知れません。実際、その場面場面でやらねばならない事が明らかかと思いますし、なおさらです。これは作っている最中で気が付いていたので、脱出用ハシゴもバーも無い面に仕上げました。しかし、それでも金塊を無事に取る所だけはちゃんと考えて欲しいです。また、最後の脱出の場面は私のお気に入りです。ランナーを助けに駆け付けてくれる番兵には、親近感が沸くのではと思います。
 そして、1時間弱で作ってしまい99/02/01に発表した、「他力本願の面」です。この面は最近流行っている(?)番兵同士のケンカと言う状況を使ってみたく思い作った面で、更にもうひとつ困難な場所に金塊が置く事が出来たので発表した物です。この面では番兵の動きに大変注意しなくてはなりません。そして、番兵が何にどう反応するかをよく知っていなくてはなりません。私の理解ではどうやら、消されたレンガと金塊は番兵にとって同じ物に見えるようです。これは、大ヒントなんですけど、きっともうすでに分かっている人には納得出来て、まだ分かっていない人には納得出来ない物ですね。と言う分けでまだ分かっていない人はこの面で色々試してみて下さい。そこさえ分かればあとは易しい面ですから。
(99/02/14)

 手直した「万歳する白鳥の面」は、実はこうすることにより解法が見えやすくなってしまっています。実はここで潰した別解は本来の解法よりも困難ですが自由度が高く、本来の意図とは違う順で金塊を回収する物でした。そしてそれに付随する困難さも番兵を埋めないで上手く誘導すると言うだけの物でした。私はこの面の最後に見せ場を設けたつもりだったのに、別解ではその見せ場を通らずに脱出出来てしまっていました。私は仕方が無く、これを回避する事にしましたがこれによって図に解法そのものを描いてしまった感があり、非常に残念です。
(99/01/28)

 なにげない気持ちで作ってしまった新作「デジャブの面」に、もしかしたらもったいなほどのアイデアを未完成のまま使ってしまったかも。
 それとまだ、別解がないかチェックが出来てないのでその点も少し心配が残ってます。

 以前から私には謎だった、番兵の再生位置について重要な情報を教えて貰いました。長年の疑問が解けた時は唖然としてしまいました。でもこれでまた、私の解けなかった図が解けるのではないかと思ってます。そして、その知識を使った図が作れるようになる日もいずれ。。。ありがとう、ZON。
(99/01/08)

 ハードリピーターの方には分かると思うのですけど、紹介されている設計図の数を減らしました。あまりに出来が悪く心苦しかった図を、lr5**.GIFとし、ディレクトリで開いた時にだけ見つける事が出来るようにしました。このページを開設した時は紹介する設計図の質より量を問題にしてたのですが、やはりそれは問題あったからです。
 それと、出来の悪い新作も同じようにアップしてあります。興味があって仕方が無く、絶対にテストプレイしないと約束出来る方は見てみて下さい。「もっと時間のかかる面」と「驚異的に時間のかかる面」です。番兵に金塊を落とさせる場所を確認だけして、笑って下さい。
 この新作の2つは、密かにまた私も新作が作れるように図作りの感覚を取り戻そうと作った物です。あまりにもカンが失われているので作った図の意図は企画物なのですが、久しぶりに図を作ってみて、意図通りの物に仕上げようとする感覚を思い出しそうでした。これから、出来の悪かった図をもう一度見直し作り直してみようと思っています。また、企画物のネタも募集しますので、アイデアがあったら教えて下さい。

 「てつおの面」がクリア出来ないと思っていたら、原因は図に間違いがあったからでした。直してみると、アッと言う間にクリア出来ました。お騒がせしました。直してアップしました。
 「みわの面」も今クリアする事が出来ました。解法は、「トメの面」で使った技を2度使う物だったと言えば、分かる人には分かると思います。そして、それは困難な解法とは言い難かったので、表示している難易度を下げました。
 これで、私の紹介する面で自分自身解けてない図が無くなったので、気が楽になりました。
(98/12/24)

 まだ3つしか掲載がないのですがリンク集を作りました。これでまた検索エンジンで"Lode Runner"と入力してこのページに来られた方のお手伝いが出来るのではないかと思います。
 そして、このページを見て私に声をかけて下さった方々に感謝します。手元にあるだけの設計図をアップした時点で私は、このページを作る事を辞めそうになってました。そして、「静のテクニック」についてもヒントが頂け、私もこれを理解することが出来ました。さらにその上を行くテクニックとして、「スイッチ技」と言う物を教えて頂き、またLR熱に火が付きました。と、ここまで言うと少し大袈裟ですけど。とにかく、私の中にあったLRでのタブー「番兵を埋める事」が取り払われ、金塊を使うテクニックについて私が無知だったと痛感させられました。そして、それらをはるかに超える強烈に繊細な技がLRにある事に驚きました。この技を私の中で噛み砕く事が出来たとき、また新作設計図が紹介出来るのでは?と思いました。
(98/11/12)

 今日、「リュウジの面」をやってみて、やっとクリア出来ました。私が何故にこれで悩んでいたかと言えば、最後の2つの金塊なのでした。確実な解法を求める私として、金塊一掃前に脱出経路が確定もしていないのに、金塊ごと番兵を埋めてしまう事は出来ません。何故なら、番兵が脱出用ハシゴに引っ掛かり脱出不可能になる可能性があるからなのです。さらに、最後に取る事になる金塊がその前に取れそうで取れそうで、何度もそれを試していましたが無理でした。そして結局別の方法を試してみると、最後はうやむやで、「ここから先はどうやってもクリア出来ますので」って感じでした。しかも、最後に番兵1体余ってる状態だったので、少しガッカリ。
 しかし、この作業の途中アイデアが久しぶりに湧いたので、半年ぶりぐらいに設計をしてみました。そこで出来たのが、「殺生無用の面」。番兵を埋めてはダメだと言うのを強調する意味で、埋めたら即NGとなるようにレンガで埋めてみました。しかし、トリックそのもののカモフラージュは出来ませんでした。
(98/08/04)

 「おいおい、いまどきロードランナーかよ、しかもファミコンの!?」とか今にも聞こえてきそうですね。しかし、実は私がInternetを始める前にHPを持つ事を考えたとき、「FC版LRのコンストラクション面のHPを作ろう」と考えてました。今思えば、それはすでに2年以上前の事で、私が本当にInternetを始めたのは丁度2年ほど前の事でした。
 何故に今まで私がこのページを作るのを渋っていたかと言えば、ページ作るその意義が見出せなかったと言うか、FC版LR等もう完全に過去の遺物で、しかもその全盛期でさえコンストラクションを楽しむ事は特異な趣味であったように思っていたからなのです。私の手には、長年に渡って書き留めていた自作のコンストラクション面を書き留めたノートが2冊もあるにも関らず。
 しかし、考えてもみればFCではLRのさらに上級用ソフト「チャンピオンシップロードランナー(略:CLR)」と言う物が発売されおり、これでLRと言うゲームのさらなる可能性が示されていました。そして、それはコンストラクション画面の作成にもかなり注目が注がれたる結果を生んでいました。もともとLRは、Appleと言うパソコンの物がオリジナルでしたが、非常に評判が良く様々な機種に移植されていました。そして現在では、ユニットやアトラクション等の要素を増やしたバリエーションも数多く出ています。極端に言えば、LRの無いパソコン機種ゲーム機は無いと言って良いほどです。もちろんアーケードにも数種類あります。
 日本に最初LRが入ってきたのがどのようにでそれがいつの事か私には良く分かりませんが、FCが全盛期の頃いくつもの雑誌ではFC版LRのコンストラクション面を扱う企画がなされていたように思います。多分その走りとなったのは、今は無き雑誌「Beep」に86年の3月号から連載された"家族電算機"と言うライターの方の書かれた、「ファミコンストラクション-ロードランナー-」だったのではないかと思います。そしてそれを追うように「ファミマガ」や「マルカツファミコン(?)」でも似た企画があったように思います。「ファミコンストラクション-ロードランナー-」では、毎月ライターの用意した2面(時々1面)が紹介され、次の号でその解法がなされる形で1年弱続いた連載でした。そして、連載が始まり間も無く投稿面がそこに載りました。ライター氏の作品も投稿面も当時の小学生の私から見て舌を巻く難度でした。そしてそれらは、極一部を除き、同年の冬に発売された「Beep別冊」にまとめられていて、この本は今も私の手元にあります。しかも、これには未だに私のクリア出来ない面があります。また、この「ファミコンストラクション-ロードランナー-」でのルールは今私の採用している物そのものなのです。そして、画面に名前を付けるのも私がそこから真似たものです。もし今ライターの家族電算機氏やそこに投稿をしてた方がここを読んでいたならば、是非即mailto:robohei@caitsith.ne.jpまで連絡下さい。私はInternet上のFC版LRコンストラクション画面を増やす事について話がしたいです。
 ちなみに、もともとオリジナルのLRは画面のサイズがFCの物よりも広く、縦横16×28でした。そして、番兵のアルゴリズムがFC版CLRでは完璧なもののLRでは、少し簡略化された個所がありました。そして、FC版CLRには何故か、コンストラクションモードはありませんでした。今思えば、単なるFCのメモリー不足だったのでは?と思いますが、当時の私にとってそれは酷いショックだったことを今も覚えています。それはともかく、この16×28サイズの創作面はLRの販売をしたアメリカの「ブローダーバンド社」や雑誌で広く募集されていていました。例えば、FC版でないオリジナルのCLRでは、すべての面が投稿面で作られていたそうです。それらとはまた別に16×28サイズのコンストラクション面をまとめた本には、日本ソフトバンクから1000円という安価で出た、黄色の冊子の「ロードランナーファンブック」がありました。当時小学生の私には1000円すら捻り出す事が出来なく、この本をバサバサになるまで立ち読みしたのは今思えば悔しい思い出です。そこには、LR開発秘話のような事から、コンストラクションジャンキーの話等盛り沢山の内容があり、私は掲載されているFC版の物に比べ広い創作面を目でなぞり解法を頭に描いていました。最近、私が確認したところプレイステーション版のLR「LODE RUNNER LEGEND RETURNS」では、コンストラクションモードに典型的なユニット以外にいろいろな物があるにしろ、番兵のアルゴリズム、ランナーと番兵の相対速度、さらに掘ったレンガの埋まる速度等どの点もオリジナルと多少は違えどまぁまぁ同様に作られているようでした。そしてその事は、私があの時「ロードランナーファンブック」を手に入れておけばこれで楽しむ事が出来たのにと、悔し涙を流させました。誰か、今この「ロードランナーファンブック」(日本ソフトバンク)を譲って頂ける方、または全ページコピーして頂ける方居ましたら、是非即mailto:robohei@caitsith.ne.jpまで連絡下さい。無理にとは言いません、気が向いたらでいいです。(笑)
 激しく話が外れましたが、最初に年寄りの長話としてあるので「OKだろう」と思ってますが、話を戻しまして私がこのページを直接作ろうと思った切っ掛けは、FC版LRのコンストラクション画面を大きく取り上げるページを見つけた事でした。そこではサイト全体でFC版LRのコンストラクションを扱っていると言うそれまでに私の見た事の無い物で、これはかなり強い衝撃でした。そして、そこでは投稿面を募集していたので、即刻自分のノートから完成度の高い物を1つ投稿しました。そして、そのサイトにあったリンク集をくまなく回りました。そこにあったリンク先の多くは単なるファミコンネタサイトでしたが、その過熱度に私は驚愕しました。そこは、まさにファミコン全盛期以上の熱をもってファミコンに取り組む現役ファミコン野郎達の渦で、そのネットワークは海外までも伸びていました。そこで私はファミコンは過去の物では無く、極一部での流行でもなく、昔ファミコンに熱くなった世代が今Internetを楽しむ世代になっている、と言う認識を手に入れました、事実誤認もあったかもしれませんが。そして、私は最初このページを作るにあたり、設計図画像とその紹介だけしかないページを作り公開しました。すると、少しの時間が経って、思いも寄らないところからその反響が寄せられました。それは、以前に私が見た、FC版LRのコンストラクション画面を大きく取り上げているページの投稿面のページの投稿面につけられている作者からのコメントでした。そこにはハッキリ私の作った面をプレイした事とその感想がが書かれていました。私は驚きました。どこで私のページのURLを知ったのでしょうか?また、この内容がWeb上で公開される意義がある物だったと言う事にも。そして、私は今このページに細かい内容を書き加えました。
 最後に、私はこのページに大きな反響は求めたりはしません。ただ、かつてLRに熱を上げた人がここに訪れてくれる事があれば良いなと思っています。もしその人が私に声をかけてくれたならば、大変私は嬉しく思います。万人向けの内容ではない事は、全く承知していますし、FC版LRの動作している環境ですら今や稀な時代となってしまっています。しかし、私はそんな環境が必要無いような人に向けてこのページを公開しているぐらいのつもりなのです。

 ここまで読んでくれた方はやっとネタバレに辿り着く事が出来たと言う所でしょうか。ここからは、私の公開している設計図について書きます。
 私の作る設計図にはある特徴が出ていると思います。それは、脱出時に番兵の頭を踏む物が多いとか、宙に浮いている金塊が多いとか、落とし穴が無い等いろいろあります、それらはただ単に私の癖と言う事だと思います。そしてまた、無理の多い解法の物も少なく無いと思います。これは、画面にユニットを配置し、それは解ける物か試すと言う手順で私は画面を作るからだだと思います。何か特別なアイデアがあり、それを上手く画面に溶け込ませるように作るのではないのです。そして、それで画面がひととり出来上がると、もっとトリックを盛り込めないかな?と考え、可能な場所の番兵を引っ張り出し、頭を踏むトリックを作ります。こうして、脱出時に頭を踏まなくちゃならない画面が沢山作られるようです。ちなみに、ユニットの配置を決めるには偶然の配置の方が良い画面を作る事になりやすいように私は思っています。だから、私の創作面には名前シリーズと言う物がありますし、また「万歳する白鳥の面」がそうなのですが、これは作るときにコントローラーの方向キーとAボタンを画面を見ずに適当に操作し、それで出来たユニットの配置をなるべく尊重して作った物です。自分で自然や偶然に向う事をやっていた事から、私はこれだけの数と質の設計図を作る事が出来たのでは?と思います。でも、まだトリックを解く技術がいま一歩ですけど。
 そうそう、ここで設計図を紹介している順番は、私のノートに書き留められたときの通し番号そのものです。つまりほぼ大体で、上から時系列になっていると考えて間違いありません。
 ところで、ここに紹介されている設計図は確かにすべて私のデザインした物でノートに書き留めてあった物なのですが、今の私には解法が分からない物もあります。何故かと言えばこれらのほとんど以上は今(98年7月現在)から5年以上前に作られた物で、簡単な物や印象的な物以外では私自身解法を忘れてしまっているものもあるのです。私が最近解くのに大変苦労した設計図には、「時間差?の面」、「小さい前習えの面」、「みとべの面2」、「中華模様の面」、「万歳する白鳥の面」があります。これらはまだ良い方で、今私に解けていない設計図と言うは、「てつおの面」、「みわの面」、「リュウジの面」があります、これらに解法の付けれる方は是非一報お願いしたいです。もともと、私のノートの設計図は確実な解法が存在する事を確認したうえで書き留めたつもりなのですが、中にはアイデアのメモ程度でしかない完成度の低い物も紛れていました。それらは、見る人が見れば分かる物なので特別ここでは挙げないでおきますが。ちなみに、私が見て強烈に出来が悪いなと思った物は、テストプレイもしてない物もあります。例えば、「車の面」、「アイデア倒れ面3」がそうです、ごめんなさい。
 そして、さらに大前提であるはずのルール2の確実な解法と言う観点で見たとき、どうしようもなく解法不能な面が2つ挙がりました。その最も悲しむべき「小さい前習えの面」ではかなり考え込みました。それは番兵が一度抱え込んだ金塊を手放すタイミングによるものだったのですが、どうしても回避する事は出来ませんでした。また、「アイデア倒れ面2」でも同じなのですが、これでは私は強烈に開き直ってますので、注意して下さい。
 ところで、ここからは自画自賛もしてしまおうと思います。時々、設計図を作っていると自分でも不思議なほどの完成度を持つ面が出来る事がありました。それは名前シリーズで多かったのですが、名前を読めるようにしておかなくてはならない、デザイン的に優れた物にしたかった等、制約が多い時ほど新しい発想の必要な面が出来るようでした。名前シリーズで良く出来ていると思う物は、「ふじたの面」、「たっきいの面」、そして特に「みとべの面2」は並大抵で無いと自負しています。また、そこで用いられるトリックを思い付かせないように、うまくカモフラージュの出来た面も良く出来た面と言われる条件のひとつかと思います。それには、「台風の面」、「一見不可能!?の面1」、「美的な面2」、「O(+>の面」、「一見ありがちの面」が挙げる事が出来ると思います。さらに「時間差?の面」、「小さい前習えの面」、「中華模様の面」、「万歳する白鳥の面」には私自身、お手上げと言いそうになりました。
 ついでに言えば、私は時間差掘りと逆転掘りが非常に苦手で、自分でも作れないほどです。また、番兵の誘導もまだいまいちだと思いますし、番兵の復活場所も私にとって不確定事項です。さらに言えば、前出の本「Beep別冊」で「静のテクニック」として紹介された物については私は全く理解出来てません。これらを、教えてくれる方いましたら、是非一報を。終始こればっかりですが、ではこのへんで。
(98/08/01)

ロボ平の智慧袋  もどる

BY robohei_at_lrx0com